簡単なまとめ
この動画では、8時間ダイエット(8時間以内に1日の食事を済ませる食事法)と、その際に活性化されるオートファジー(細胞内の不要物を除去するシステム)について解説しています。 重要なポイントは以下の通りです。
- 8時間ダイエットは、食べる内容よりも食べない時間を重視する
- 16時間の空腹時間を作ることで、オートファジーが活性化し、細胞の修復や再生が促進される
- 内臓を休ませることで、消化機能が向上し、腸内環境が改善される
- 1日3食の習慣は、現代人にとって過食になりやすく、内臓に負担をかける可能性がある
食べない時間が細胞の修復機能をオンにする
8時間ダイエットは、1日の食事を8時間以内に済ませる食事法であり、従来のカロリー制限や糖質制限とは異なり、食べない時間を増やすことに重点を置いています。 これは間欠的ファスティングとも呼ばれ、細胞の質を向上させ、病気を防ぐ効果が期待されています。 特に、食べ物を口にしない時間を長く取ることで、オートファジーが活性化され、細胞内の不要なタンパク質が分解・再利用されます。 オートファジーは、栄養が十分にある状態ではあまり働かず、飢餓状態になったときに活性化されます。 最後に食事をしてから16時間後にオートファジーが機能し始め、細胞の生まれ変わりを促進し、肥満解消や病気予防、若々しい体につながります。
往復の時間を設けないと内臓は疲れる
食事と間食を頻繁に摂り、朝食を抜いて夜遅くに脂質や糖質を多く摂取する食生活は、肥満を招きやすい典型的なパターンです。 このような食生活は、食べ過ぎにつながり、血液中の中性脂肪や悪玉コレステロールを増加させ、血管の状態を悪化させます。 また、食事のたびに血糖値が上昇するため、インスリンを分泌する膵臓に負担がかかります。 食事の間隔が短いと、内臓は常に働き続け、疲弊し、消化機能が低下します。 さらに、消化しきれなかった食べ物が腸内に残り、腸内環境が悪化します。 内臓脂肪が増加すると、脂肪細胞から悪玉ホルモンが分泌され、体内に慢性炎症が起こり、インスリンの作用が低下するなど、体に悪影響を及ぼします。
16時間の断食は内臓を休ませる効果がある
1日に14時間から16時間、食べ物を口にしない時間(空腹時間)を設ける食事法は、体に多くのプラスの効果をもたらします。 まず、内臓を休ませる時間を確保できるため、内臓の消化吸収、解毒、排泄機能が高まり、腸内環境も改善して免疫力も高まります。 食べない時間を長く取るほど、血液中の糖質や脂質が減少し、血液や血管の状態が改善されます。 体内の余計な脂肪も分解され、エネルギー源として使われていきます。 特に、内臓脂肪は皮下脂肪に比べて落ちやすいという特徴があります。 加えて、オートファジーが活性化して細胞の生まれ変わりが促進され、体の不調や老化が改善されます。 さらに、朝食をとり夜食を避ける食習慣は、体に備わっている1日周期の生体リズムに沿っているので、睡眠覚醒のサイクルや体温調節などの生理活動が乱されません。 そのため、8時間食事術は、糖尿病、高血圧、脂質異常症、心臓の血管の病気、アレルギー、がん、認知症など、さまざまな病気の予防や改善に役立つと考えられます。
ナッツとヨーグルトは ok
8時間食事術では、1日のうち8時間は食べてOKの時間です。 食事のタイミングは自由に決められ、基本的には何をどれだけ食べるのも自由です。 16時間も何も食べずに過ごすのは辛そうに見えるかもしれませんが、実際はそうでもありません。 私たちは毎日約8時間は睡眠を取っており、睡眠中は空腹を感じることはありません。 睡眠時間の前後に食事時間を割り振れば、空腹感に苦しむことなく過ごすことができます。 食べてOKの時間をいつにするかは、自分の生活スタイルに応じて決めるのが成功のコツです。 空腹の時間にお腹がすいたら、ナッツ類やヨーグルトなどを食べましょう。 これらは少量でも空腹感が和らぎ、体に必要な栄養素を補給できて腹持ちも良いので、空腹が辛いときは我慢せず食べてOKです。
宝飾で栄養過多な状態に体は適応できない
8時間食事術に関する質問で多いのが、「1日3食しっかり取らないと体に悪いのでは」「16時間も空腹を我慢できない」という2つの声です。 しかし、そんな心配は無用です。 日本に一日三食の習慣が広まったのは江戸時代のことです。 原始時代から江戸時代まではせいぜい1日2食で、狩りや労働の間はものを食べないのが当たり前でした。 人類の誕生以来、人間の体の仕組みはほとんど変わっていません。 人体には飢餓に備えて体内に栄養を蓄え利用する仕組みは発達していますが、飽食で栄養過多な状態に適用できる仕組みはまだ不十分なのです。 現代人の1日3食の生活は、それだけで食べ過ぎになる可能性が大いにあります。 糖尿病や高血圧、脂質異常症、肥満、動脈硬化、がんなど、現代人の生活習慣病の多くは食べ過ぎが関係しています。 食事の後眠気や体のだるさを感じる、最近疲れやすくなった、胃腸が弱っている気がする、イライラや不安、無気力など気分の変動が激しいといった症状に思い当たるものがある人は、食べ過ぎの可能性があります。 1日3食の最大の弊害は、胃腸を休ませる時間がなく、内臓が疲弊してしまうことです。 内臓が疲れて消化機能が衰えると、食べ物からきちんと栄養素を吸収できなくなり、栄養不足で髪や肌のコンディションが悪くなったりします。 また、本来は肝臓で解毒されるはずの毒素や老廃物が体内に残ったり、体内で産生できるエネルギー量が減ったりして、体は疲れやすくなるなどの不調を招きます。 食べ物が胃腸で消化し終わるまで8時間ぐらいかかるので、朝昼晩と食事をとると、内臓を休ませる時間がなくなってしまいます。 脳や体に休息が必要なのと同じく、内臓にも休みが必要です。 食事を摂らない時間を16時間確保してようやく、内臓は1日8時間の休息メンテナンス時間を得られるのです。 反対に、ものを食べない時間が長くなると食欲は抑えられます。 ものを食べない空腹の時間は、体内の糖質や脂質がエネルギーに変換され、盛んに消費される時間です。 活動エネルギーが十分にあり、体は軽く頭の回転も速い、とても爽快で快適な状態です。 肥満解消だけが目的で、空腹の時間が12時間から14時間程度でも体内の脂肪が燃焼し始めます。 8時間以内に全ての食事を終えるのが難しければ、10時間でも構いません。 まずは無理なく出来る範囲で試してみてください。
監修医師のアドバイス
8時間ダイエットは、基本的なルールを守って取り組めば比較的安全にできるダイエット方法です。 16時間のファスティング期間はできるだけ食事を抑えたいところですが、その間もナッツ類やヨーグルト少量食べることは問題ないとされています。 一つ気をつけなければいけないこととしては脱水です。 16時間の間一切水分も取らずに過ごしてしまうと体の水分が足りなくなりその影響でのどの渇き、めまい吐き気などの軽い症状から頭痛、幻覚湿疹腎機能低下などの重い症状まできたす可能性があります。 ミネラルウォーターなどで適度に水分を摂取することは忘れないでください。

