「【極地研公式】#95 南極氷床~地球最大の氷に何がおきているのか?~ 新学術領域研究 『熱ー水ー物質の巨大リザーバ 全球環境変動を駆動する南大洋・南極氷床』」の文字起こし全文です。タイムスタンプをクリックすると、その場面から動画を再生できます。別の動画なら YouTube 文字起こしツールをご利用ください。
0:01 みなさんこんにちは 北海道大学の杉山です 今日は南極氷床 地球最大の氷の塊にいったい何が起きて いるのかお話しします 南極はそのほとんどをとても厚い氷によっ て追われています この南極の氷どのくらい大きいかご存知 でしょうか 何虚構氷の面積は日本の40倍 南極大陸の98%被っています そして氷の厚さは平均すると 2000m地球ではダントツに一番大きな 氷なんですこの氷を南極氷床と呼びます
0:53 じゃあこの南極の氷が溶けてなくなると何 が起きるでしょうか まず はい水準が58m 開かれます そしてパン水が海に流れ込みますので重要 な海の循環が変わって海にすむ生き物に インパクトがあります また雪や氷が太陽の光を宇宙に跳ね返して いるんですけれどもこの雪氷がなくなると 地球がより多くのエネルギーを太陽から 受け取って温暖化がより進むと考えられて います ところでこの後18メートルの海水準上昇 どのくらいのインパクトがあるんでしょう か
1:39 この地図は 58m の海水人のず上昇で海に沈んで しまう地域を赤で示したものです あなたが住む町大丈夫でしょうか 今日はこの南極氷床について二つのことを お話します まず一つ目は南極氷床の氷は今増えている のが減っているのかって何のってるのか 話しします 二つ目は私は南極氷床の研究者なんです けれども私のような研究者が南極で一体何 をやっているのかその活動の一部をご紹介 したいと思います サポ南極氷床を大きな氷この氷の量の変化
2:28 をどうやって測定するんでしょうか このような測定は非常に難しいんです けれども最近になってようやく人工衛星の 技術によって可能になってきました その一つが重力の測定なんです グレースという人工衛星が地球の重力を 精密にマッピングする測定を可能にしまし た この地球が重力を測定するとどうやって氷 のことがわかるんでしょうか 南極氷床のコーリャとても大きいので氷 自体が重力を発生しています この南極の上空で重力の変化を正確に測定
3:15 すればもし氷が減っていれば 注力が減るはずです また126が増えているようならば氷が 増えていることを示します こうして重力によって測定された 氷の量の変化がこちらです横軸は2003 年からの時間縦軸は2003年からの南極 氷床の氷の量の変化です 黒い線が測定値 赤い線はそれをなめらかにしたものですが 右肩下がりになっているのは南極の氷が 少しずつ減っていることを示しています この赤い棒の長さが表彰全体の10番分の
4:01 1を示します 集まり表彰全体から比べたらそんなに 大きくないかもしれません ただ1年間に失われる氷92気がとんです けれどもこの氷の量は日本で使われる生活 用水の7年分にあたるんですこれだけの氷 が毎年南極で失われています じゃあどうして南極でまぁ氷が失われて いるんでしょうか 温暖化が進んで南極で氷がより多く解ける ようになっているんでしょうか こちらに示したのは左ガーが冬 右側が夏の南極の気温です 南極は冬になると内陸でマイナス60度
4:46 痛いとても寒くなります 海に向かって金を上りますけれども行き氷 や解き始めるぜロードが見られるのは南極 よりもずっと大きく海の上です で夏になっても南極の内陸ではマイナス 30度 0度が観測されるのはやはり海の上つ つまり夏も冬も南極は寒すぎるので地球の 温度が発祥上がったとしても急に行き氷が 大量に解き始めるわけではありません それじゃあどうして氷が減ってるん でしょうか 南極氷床の氷のバランスはまずないビクに 降る雪の量 この雪の量で表彰が太る成分が決まります
5:35 ぜ逆に京商が痩せる方法何で決まるかと いうと 気温が低くて氷の表面ほとんどときません その代わりに海に面しているところで氷が 減ります表彰の氷は海まで流れると 国民に浮いてしまってただまだ表彰と つながっている棚氷っていうものを形成し ます この店合意の裏側は比較的温度が高い海に 接してますので海の滅で溶かされています また棚氷の末端からは大きな氷山が 切り離されていますこの現象を カーディングと言います この海で起きるカーディングと棚氷の底面 誘拐が
6:21 内陸で降る雪の量と釣り合っているかどう か これで表彰の氷の量の変化が決まるんです 今南極の氷が減っているのはこの海の近く で 追っている変化によるものです 次にもう一つを見せしたいデータは別の 人口 ai sat によって測定された 方ですアイサットはレーザーを地球に向け て立つことによって地球の表面の高さを 精密に測定します 南極の上でその測定を繰り返せば 表彰の表面の高さの変化つまり氷の厚さの 変化を測定することができるんです こちらの頭は表彰の表面の高さの編つまり
7:10 氷の厚さの変化を追って色分けで示した もので赤から紫で示されているところは 毎年氷が1m 3m 6m 薄くなって いるところです 南極の一部特にこの海の近くで多く氷が 減っている場所があります 今何曲はこのような場所で失われる氷に 影響を受けて前回として氷で減ってるん です じゃあこの海の近くで何が起こってるん でしょうか 南極の氷は内陸からゆっくりと流れて海に 迎えます その途中であたかも川の流れのように
7:56 とても早い氷の流れが生まれてそういった 早い氷の流れが海に注いでいます この頭は色分けで郡流れる速さを示した ものですけれども赤や紫で示した早い氷の 流れは表が漂流と言われます このような表が漂流からたくさんの氷が海 に流れ込んでカービングですとか棚氷の 底面誘拐で祝を失っているんです 今この賞が漂流が流れる速度が上がって 距離多くの氷が海に流れ出して表彰の氷が 減っていると考えられています そのメカニズムをご紹介します
8:42 棚氷は海に浮いていますがこの部分に 先ほど示した表が漂流から氷が流れ込んで います ただ氷や底面誘拐とカービングで光量を 失いますがこのカービングと底面誘拐の量 が入ってくる氷の量とバランスしていれば これ表彰の形変わりません 大きさも変わりません ところが今 海の水温が上がってた名残の底面がより 多く解けるようになっています たな氷が溶けて薄くなると弱くなった末端 からより多くの氷山が切り離されます まあそうして薄く小さく弱くなった棚氷が 内陸の氷を抑えられなくなると
9:31 形から氷が加速して.海に流れ込みます 集まり海が温暖化して棚氷を蝕ん その結果内陸から氷が海に加速してくる こういったメカニズムで表彰の氷が海に 失われていると考えられています このようなことが本当に起こっているのが どのくらい怒っているかを知るためには まず氷の流れる速度調べないといけません また氷の下でたな合意の裏側がどのくらい 溶けているか また棚氷の下でどんな温度の排水がどの ように循環しているのか この熱いコールドの中や裏側で起きている
10:18 ことを調べないといけません これ調べるのはとても難しいです氷の中 した裏側のことは人工衛星では今んとこ 調べることができません 私たちこういったメカニズムに興味を持っ 今氷に婦狩り穴を掘って棚氷の裏側やその 下の海を調べているんです ここまでで何極小表情の氷がゆっくりと 減っている特に海の近くで何かを持って いるということをお話しました後半は 私たちが南極氷床の棚氷の上でを行って いる 掘削のから即についてお話したいと思い ます
11:04 私たちが活動しているのは南極の昭和基地 の近くにあるだんぐほぐで氷河という ところです この氷河を海からみた写真がこちらですが こちら画面の下ガーが生姜の末端と海の 境界ですこっから大きな今日山がどんどん 切り離されています で今写真に写っているところ末端数キロは もう氷が海に浮いてしまって棚氷を形成し ていますでその裏側だ海の列によって 溶かされているんです そしてその他な氷にはな襟から祝の流れや どんどん入ってきていますまあそれらの バランスが大事なんです
11:50 我々この店氷の上で 深い穴を掘って氷の裏側とその下の海を 測定しているんです そのような穴を掘る技術がうねスリック スタッフです 80度熱水を同じジェットにして祝に 押し当ててで氷をゆっくりと溶かしながら 深い穴を掘ります これ今1号部で氷河で熱性掘削をしている ところです 氷河上の解け水をくみ上げて で3つのポンプボイラーで熱水ジェットを 作ります これらの機会は 車を洗う洗車場にある装置と同じです あついおいで車笑っている合うジェットと
12:37 同じです 谷中地で氷の厚さよりも長い放送巻いて おいてホーストジェットをゆっくりと氷の 中に下ろしていきます この氷河の場合は300m から400m の厚さ 約10時間丸1日ですね丸1日かけてこの 氷を掘りできます それじゃあこの行為に開けた穴の中がどう なっているのかもう少し見ていただきます この映像は私たちてが開けた穴の中に上を 向いたカメラをしているところです 穴の上のほう今空洞になってますけれども これは 水水面が氷河の前の海水面と同じ所まで
13:24 下がっているからです 今水の中に入りましたね 今カメラは約300メートルの篤さんお店 氷の一番深い所にありますどんどん今深い ところに下がっていってます 今棚氷の裏側に抜けました 皆さんは棚氷の裏側からその裏の面を見 てるんです 落ちがちだしているのはな生き物なんです ね暗くて冷たいただ合意の裏にも生き物が いました またこの行為の裏の凸凹を観察すると 棚氷が海によってどんどんとかされている 様子が分かります 私たちこのような穴を生姜の卵の4カ所で
14:13 開けてその裏側を測定しましたそうすると かな合意の下ではは一番深いところから 暖かい海水が入ってきてたな合意の奥の奥 に当たって氷を溶かしていることまたこの 溶けた解け水は淡水などで密度が小さい ですね軽いんです その水はフワーッと浮き上がって棚氷か そこに出ていくつまりこのグループを 温かい水が入って冷たい水が出ていくこの 循環が明らかになったんです 先を2つのことをお話しました まず今南極氷床に何が起きているのか凍り
14:58 画質こうしつつ減っています でこの氷の変化は海の近くで起きているん です 棚氷が海の熱で溶かされて内陸にある氷が 加速してます でそんな 南極氷床の沿岸のメカニズムを明らかに するため私たち魂氷に穴を掘ってその下を 観測しています でこれからもこういった表彰が海に影響を 受けてどうやって変化していくかこんな メカニズムを現地で明らかにしていきたい と考えています ありがとうございますこれからもぜひ南極 と南極氷床のことに興味を持ってもらえる とうれしいです またお会いしましょうありがとうござい ます