製品戦略論 第9回 (2025年6月17日)

Nobu S www.youtube.com

簡単なまとめ

この講義では、新商品を開発する際に、顧客ニーズを検証するための調査方法について解説します。 重要なポイントは以下の通りです。

  • コンセプトテストやブラインドテストなど、様々な調査方法を理解し、適切に活用すること。
  • アンケート調査を行う際には、質問の妥当性や信頼性に注意し、偏りのない質問を作成すること。
  • 顧客ニーズの確認は、企画者の思い込みを排除し、客観的なデータに基づいて判断するために不可欠であること。

第10章「顧客ニーズの確認」

新商品を開発し市場に出す際、コンセプトやプロトタイプが固まった段階で、商品が顧客に支持され、売上と利益に繋がるかを検証することが重要です。前回解説した3C分析の顧客分析において、市場規模の確認に加え、顧客ニーズの確認が不可欠です。現在考えている新商品が、ターゲット顧客のニーズに合っているかを検証します。

マクロミル社ニュースリリース (模擬棚)

ハウス食品のC000ビタミンレモンコラーゲンの事例では、発売前にコンビニエンスストアにあるような模擬棚で、美容飲料など40種類の飲料を並べて顧客の反応を調査しました。マクロミル社が新しい模擬店舗を完成させたというニュースリリースを紹介し、実際のコンビニやドラッグストアを模した施設で、顧客が商品を選ぶ様子を実験的に調査し、データを収集する様子を解説します。

顧客ニーズ確認の進め方

検証的調査の具体的な作業として、顧客ニーズの確認を行います。企画している新商品が、ターゲット顧客に欲しいと思ってもらえるか、ニーズがあるかを確認します。コンセプトテストでは、商品コンセプトが顧客に受け入れられるかを調査します。消費者モニターにコンセプトを説明し、プロトタイプの画像やイラストを見せて、購入意欲や金額などを質問します。ブラインドテストでは、商品名やパッケージを隠し、商品そのものの評価を行います。

ペプシ・コーラの日本での古いCM動画

ペプシコーラは、ブラインドテストを積極的に行っている企業です。日本ではライバル商品を悪く言う宣伝は好まれませんが、アメリカではコカコーラとペプシコーラの比較をCMで行っています。消費者にどちらのコーラが好きか選ばせるブラインドテストのCMを紹介し、名前を隠して味だけで比べるとペプシの方が美味しいと評価する人が多いことを示します。

ペプシ・コーラのアメリカでの古いCM動画

アメリカでのペプシのCMでは、コカコーラよりペプシを選ぶ人が多いことを露骨にアピールしています。スーパーでコカコーラを買う人が多いが、ブラインドテストではペプシの方が好まれるという結果を示し、消費者にペプシを選ぶように促します。

リッカート尺度

パッケージテストでは、容器の形状やラベルが顧客に受け入れられるかを検証します。ネーミングテストでは、商品名が良い印象を与え、ベネフィットをイメージできるかを調査します。模擬店舗で実際の商品が並んでいる状況を再現し、パッケージや名前が顧客の目を引き、関心を持ってもらえるかを試します。

調査場所として、会場テストとホームテストの2つのタイプがあります。会場テストは効率が良いですが、非日常的な環境での評価となる可能性があります。ホームテストは手間と時間がかかりますが、消費者の本音に近い回答が得られる可能性が高いです。

UX TIMES ネット記事「リッカート尺度」

消費者への評価方法として、アンケート調査が一般的です。質問表を作成し、コンセプトや味などに対する評価を回答してもらいます。アンケート調査は、検証的調査の段階で有効です。質問に対して選択肢を用意し、回答を数字に置き換えて分析します。回答者が選ぶ選択肢の一般的なやり方として、リッカート形式を紹介します。

データの妥当性と信頼性

アンケート調査で得られた回答データの妥当性と信頼性を確認することが重要です。妥当性の問題として、回答者のサンプリングが適切かどうかを検討します。信頼性の問題として、調査する人や調査される人によって結論が異なることがないかを確認します。

「良くない設問の質問票」

アンケート作成時の注意点として、答えを誘導するような質問や、答える人が迷ってしまうような質問は避けるべきです。完結で明確な質問を作成する必要があります。質問文にポジティブな情報やネガティブな情報を入れることで、回答結果が変わる可能性があります。1つの質問文で2つのことを聞くと、回答が曖昧になる可能性があります。

まとめ

商品企画を行う上で最も危険なことは、自分の思い込みです。真剣に取り組んだ企画ほど、売れるはずだという思い込みが強くなる傾向があります。検証的調査の段階では、常に謙虚な気持ちを持ち、客観的なデータに基づいて判断することが重要です。顧客ニーズをきちんと確かめ、検証することで、本当に良い商品に繋がります。

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0:00 [音楽]

0:45 では、第9回の講議を始めます。今日は テキストの第10章顧客ニーズの確認の 内容を解説します。え、前回第9章の内容 で、え、3C分析の解説をしました。え、 新商品をこれから実際に開発して市場に 出そうという時に、ま、コンセプトや プロトタイプがある程度固まった段階で、 え、本当にこのまま商品化して大丈夫か どうか、え、きちんとお客さんに支持され て、え、会社としても売上と利益が上がる ような、そういう新商品になるのかどうか を検証する。これが今皆さんに勉強して いただいてる検証的調査の各作業という ことになりますが、その中で前回やった

1:31 3C分析というのは今現在自分たちの会社 が置かれてる状況をきちんと分析し ましょう。その状況の中でこの新商品を 出して本当に大丈夫かどうかということの 検討を仕様、え、その分析の枠組として 3C分析というのを解説しました。その時 に3つのCのうちの1つ目、カスタマー 顧客の分析。これが必要だという解説をし ましたが、その顧客の分析という時に、え 、第8章で解説した市場規模の確認、どれ ぐらいの数お客さんに買ってもらえそうか ということを予測する作業ですね。え、 その解説はすでにしています。そしてもう 1つ次の賞で解説しますと言っていたのが

2:17 今日のこの第10章顧客ニーズの確認と いうことです。本当に今自分たちが考えて いる新商品はターゲットにしているお客 さんたちのニーズに叶ってるものなのか どうか。これをきちんと確認しておき ましょうというのがこの第10章の顧客 ニーズの確認の内容ということになります 。では解説に入りますが、いつものように 、え、この賞の前半に紹介されている企業 の事例については皆さん自身で本を読んで 、え、内容を理解しておいてください。 え、紹介されているのはハウス食品の C000ビタミンレモンコラーゲンという 商品です。え、この商品そのものは現在は

3:03 もう発売されていないようですが、この C000ビタミンレモンシリーズは、え、 いろんな商品のラインナップがあるよう です。え、興味があれば是非このハウス 食品のホームページでC000ビタミン レモンの、え、ブランドページを見てみて ください。 それで少し皆さんに、え、追加の情報を 差し上げた方がいいかなと思うのが教科書 の168ページのところに、模擬棚調査と いうことが紹介されてます。え、この ハウス食品がC000ビタミンレモン コラーゲンの発売前にやった検証的調査の 1つの例としてこの模擬棚調査というのが 紹介されているのですが、 え、こちら実際にコンビニエンスストアに

3:49 あるような棚も模擬棚でこの商品をはめと する美容飲料含めた40種類ほどの栄養 機能飲料を並べてお客さんの反応を調査し たということが書かれています。この実際 にコンビニにあるような棚も棚というのが 具体的にはどんなものなのかということを 紹介しているページがありますので、 そちらをちょっと皆さんには各自で見て いただいてイメージを頭の中に置いて、 そしてこの事例を読んでいただけたら さらに理解が深まるかと思います。

4:48 [音楽] はい。今見ていただいたのは、え、日本で 有数の市場調査の会社であるマクロミル、 え、その会社のホームページで公表されて いるニュースリリースです。え、新しい 模擬店舗を完成させましたという内容でし たね。え、ま、日本有数の規模の、え、 地上調査の会社ですから、え、実際の コンビニやドラッグストアを模した、え、 模擬店舗というものを施設として、え、 新設をして、で、その売り場に、え、この

5:36 模擬棚 に店頭を訪れたお客さんが商品を選ぶ、え 、沈列棚を用意をして、え、想定したよう にターゲット顧客が商品を手に取って見て くれるのか、実際に購入してくれるのか、 そういったことを実験的に調査をして、え 、データを取るという、そういうための 施設の紹介のニュースリリースを皆さんに 読んでいただきました。この教科書の第 10章の前半の事例で書いているC ビタミンレモンコラーゲンでもその模擬棚 を使ったそういった調査をやったという風 に書かれています。あの、そこを読む際に は是非今見てもらったマクロミルの施設の あの映像も、え、是非頭の中に入れて読ん でいただくと事例の理解が深まると思い

6:21 ます。では、その事例部分は皆さん各自で 予習をしていただくとして、え、内容、え 、こちらは教科書の170ページ顧客 ニーズ確認の進め方というところから始め たいと思います。 え、何度も繰り返しますが、今皆さんに 勉強していただいてるのは検証的調査と いう段階、え、その具体的な作業として この顧客のニーズの確認をしましょうと。 実際にターゲットにしてる顧客はその、え 、企画している新商品欲しいという気持ち になってくれるのかどうかと、え、その ニーズが本当にあるのかどうかを確認する ための調査ということの具体的な内容を 解説するのがここからのお話になります。

7:07 で、え、ま、170ページのこの今表示し てる部分から説明が始まるのですが、この 動画での解説は、え、次のページに行って 、まずはこちらですね、171ページの下 のところにあるこのコンセプトテストと ブラインドテスト、この2つのお話。え、 まずコンセプトテスト。え、これはその下 に青い字で書いてある部分の内容です。 ちょっとそのまま読みますね。品アイデア が顧客に与える価値を考え、顧客にとって 意味のある言葉や絵、図表で表したものを 商品コンセプトという。もうこれは皆さん 、え、以前の講義で勉強していただきまし たね。商品コンセプトとターゲット顧客は 誰で、その顧客にどんな価値を与えるもの

7:55 なのかを完潔な、え、表現で表したもの。 これが商品コンセプトだというのはすでに 勉強していただいてます。その商品 コンセプトが顧客に本当に受け入れられる かどうかを確認することをコンセプト テストという風に言うわけです。え、実際 に、え、ま、調査に協力してくれる消費者 モニターに対してそのコンセプトを説明し た文章、それから、え、実際に、え、作っ た、え、プロトタイプ、試作品の画像や イラスト、そういったものを見せて、え、 こういうコンセプトの商品ですと。で、見 た目はこういう感じのものです。え、で、 あなただったらこれ欲しいですかという 質問であったり、あるいは、ま、どう感じ ましたかという質問であったり、いくら

8:42 ぐらいの金額だったらこの商品出せますか という質問だったり、ま、このコンセプト が本当にそのターゲット顧客に受け入れ られるかどうかを調査する。これが コンセプトテストと呼ばれるものです。 そしてもう1のブラインドテストですが、 こちらは次のページに説明が移ります。 こちら172ページの上の部分、え、青い 字になってるところ。これが、え、 ブラインドテストの説明です。商品名や パッケージあるいは効果能を隠した上で 商品そのものに対する評価を行って もらおうとする。これをブラインドテスト と言う。ま、ちょっとこの説明では イメージが掴みにくいかもしれません。 まず言葉の説明ですが、ブラインドテスト

9:28 のブラインド。これはあのお部屋にある ブラインド、え、ま、カーテンの一種です よね。え、それで皆さん名前はご存知かと 思います。ブラインドという言葉の元々の 意味は見えなくするという意味ですね。 ブラインドカーテンも、ま、外から見え なくする。え、そういう作りになってい ます。で、このブラインドテストというの も見えなくして行うテストという意味です 。何を見えなくするかと言うと、その商品 の名前であったり、ブランド名であったり 、え、あるいは、え、そ、その商品が どんな聞き目があるのかという解説分で あったり、そういったものを一切なくして 、え、純粋に例えば飲み物や食べ物であれ ば味だけで評価をしてもらう。え、何か 機械の商品であれば、え、実際のその

10:15 使い勝手だけで、え、いいか悪いかを、え 、消費者モニターに評価してもらう。ま、 そう、そういうその名前とかメーカーの 名前とか、え、ブランド名とかそういった ものそのもの以外の、え、影響がないよう にして何も見えない状態にしても、え、 商品そのものの機能や性能だけを評価して もらう。これがブラインドテスト呼ばれる ものです。で、実はこのブラインドテスト というのを、え、すごく、ま、きっと好き なんでしょうね。え、よく行っている、え 、そういう会社があります。それはペプシ コーラです。え、ま、コーラ飲み物の コーラは皆さんご存知ですよね。で、え、 ま、ペプシコーラも世界中で、え、様々な

11:02 国で販売され、多くの人に飲まれてる商品 ですが、え、強力なライバルがいます。ご 存知の通りコカコーラですね。え、コカ コーラもペプシコーラもどちらもアメリカ の、え、アメリカ生まれの黒くて シュワシュワした炭酸飲料で、え、もしか すると、ま、ペプシコーラもコカコーラも どっちもコーラ、味もそんなに、え、 変わりないんじゃないかと、え、いう風に 思って飲んでる人も多いかもしれません。 ま、私もどちらかというとそうです。 ところがですね、え、ま、世界中でどちら の商品も販売されているんですが、え、 多分皆さんのイメージ通り、え、より多く 売れているのはコカコーラの方です。 ペプシコーラはどの国でも、え、ま、2番

11:48 手以降と、え、コカコーラを追いかける 立場です。で、え、もうこれはもうほぼ ほぼ、え、過去100年間ずっとこういう 競争を続けているんですね。で、ペプシ コーラは、え、なんとかコカコーラを当然 抜きたいと、え、シェア1位になりたいと 考えているわけです。それで昔から特に テレビCMなんかで、え、コカコーラを あさに、え、ターゲットにしたCMをよく 行ってます。そしてそのCMの中でここで 言っているブラインドテストのようなもの を、え、やってその映像をCMに使ってる というものも結構あるんですね。その1つ を今から皆さんに見ていただきたいと思い

12:34 ます。まずは、え、今からもう50年近く 前になるんですかね。えっと、日本の テレビCMで流れていたものを、え、 YouTubeで皆さんに見ていただこう と思います。 [音楽] うん。

13:22 [音楽] はい。え。今のように、え、ま、 パッケージ最初は見えないような、あ、形 になってましたよね。で、お兄さんが、ま 、2つの、ま、グラスに透明の何も書いて ないグラスに入った黒くてシュワシュワし た飲み物、コーラを2つ飲んで、どっちの 方が美味しいと思いましたか、ま、どっち が好きですか、ま、そういうこと聞かれた 時にこちらと選んだ方を、え、その前に ある箱を開けると、それはペプシだったと 。あなたが好きなのはペプシなんですね。 ま、そういうことを、ま、本当に実験した 映像なのか、何かこうお芝居いでやったの かはちょっと今となっては分かりませんが

14:08 、ま、今のようなものがブラインドテスト と呼ばれるものです。で、このペプシの 場合は今のは日本のCMでしたが、ま、 日本では、え、ま、なんというかこれは 紳士協定に近いものだと思うんですが、 ライバルの商品をあさに、え、悪く言う ようなそういう宣伝の仕方はあまり、え、 好まれないやり方であると。ま、会社の間 でもそういう風な暗黙の領があるようです し、ま、我々日本の消費者もあまり露骨に 、え、ライバルの商品を、え、けなすよう なそういうCMは、え、逆効果になると いう風に考えられているんですけど、え、 本国のアメリカではペプシは露骨にコカ コーラを出して、コカコーラよりペプシの

14:55 方が、え、好まれていますということを CMなんかでも堂々と言ってます。 そちらの映像もご覧いただきましょう。 [音楽]

15:48 え、今見てもらったような、あの、露骨に 古角ホーラよりペプシを選んだ人の方が 多いと。で、ま、皆さんでもよく考えて ください。いつもスーパーマーケットで 買ってるコーラはどっちですか?コカ コーラじゃないですか?でも皆さん、 アメリカの消費者の皆さん、え、皆さんが 好きなのは好きな味なのはペプシの方なん ですよ。だから次のお買い物からは是非 ペプシを選びましょう。ま、そういう、え 、キャンペーンがこのテイクザペプシ チャレンジというキャンペーンだったん ですね。ま、アメリカではあの大統領選挙 なんかニュース皆さんも見たことがあると 思いますけども、露骨に、え、競争相手の 、え、けなすようなそういうキャンペーン を堂々とやってますが、ま、実際の商品の

16:34 CMなんかでもこういうことはよく行わ れるようです。ま、これはお国柄の違いか もしれませんね。ま、とにかくここの ブラインドテストどんなものかというのは 分かっていただいたと思います。え、実際 に、え、スーパーなどで買い物する時には よくブランド名を知っているコカコーラの 方を買う人が多いんだけれども、その名前 を隠してパンにその瓶の中に入ってる中身 の黒くてシュワシュワした飲み物だけを 比べるとペプシの方が美味しい、ペプシの 方が好きだという風に評価する人が結構 多いと。え、これがま、ブラインドテスト の効果ですよね。実際の中身だけの評価を して本当にいいものなのかどうか ターゲットにした顧客に好まれるものなの

17:19 かどうかを調べるというのがこの ブラインドテストというものです。え、 飲み物食べ物だけではなくていろんな商品 でこの、え、商品名や会社の名前を見え なくして試してもらって、え、消費者 モニターに評価してもらうという ブラインドテストは行われています。で、 え、いつも言っていますように、え、流通 科学大学のゼミの活動等でこういう商品を やる皆さん、え、大学生の皆さんでもこの 今ご紹介した、え、プロダク、え、ごめん なさい。コンセプトテストとそれからこの ブラインドテスト、これはあのある程度 できるんじゃないかなという風に思います 。コンセプトテストの方は自分たちが、え 、企画してる商品のコンセプトを文章で

18:05 表現して、で、できれば、え、作った試作 品の写真やイラストも添えて、え、 ターゲットになる年代や性別の人たち、 消費者モニターに、え、評価をしてもらう 。で、え、ま、何人中何人の人がこの コンセプトを、え、評価してくれましたと いうデータを自分たちで取って、え、その 企画の出来栄場のアピール材料にすると いうことはどんどんやっていただければと いう風に思います。それからこの ブラインドテストも特に、え、ま、え、お 菓子であったりお弁当であったりという ような食べ物の関係の新商品をやるような 場合であれば、え、このブラインドテス トっていうのも1つ自分たちの提案してる ものの、え、良さをアピールするその データ裏付けになるデータとして、え、

18:51 テストをやってみる価値はあるんじゃない かなという風に思います。では、あの、他 に、え、消費者の、え、顧客のニーズを 確認するためのテストとして紹介されて いるのがこのページの下のところですね。 パッケージテストとネーミングテストと いう、え、ところです。まずパッケージ テストです。え、この青いマーカーを引い てるところがその説明です。パッケージ テストでは容器の形状やラベルが顧客に 受け入れられるかどうかを確認すると。ま 、これは試作品、え、その商品の パッケージ、え、この試作品ができた時に 行われるテストと言っていいかと思います 。え、実際の商品、え、商品化されたとし てお店にな、並べられた時にお客さんが目

19:38 にするその容器や商品のパッケージ、 ラベル、これが好まれるのかどうかという ことを、え、実際に作ったものを見せて 評価してもらう。これがパッケージテスト と呼ばれるものですね。で、ま、これと 関連が深いのがもう1つのこのネーミング テスト、ま、名前のテストです。え、商品 名がお客さんに、ま、好まれるいい印象を 、え、与えることができる商品名になっ てるのかどうか。これも我々店頭で、え、 そのラベルに書かれている商品名っていう のも目にします。あるいはテレビ コマーシャルでその商品名っていうのを耳 から、え、聞きます。その時にいい印象を 持つのかどうか、あるいは忘れられない ような、え、覚えてもらえるような名前な のかどうかということも重要になります。 え、ネーミングテストの説明はさらにこの

20:24 下の青いマーカーのとこですね。 ネーミングテストではその商品名が当該 商品のベネフィットをイメージするのに ふさわしいかどうかが確認される。あの、 ベニフットって言葉もこの教科書で、え、 もう何度か出ているので覚えている方も いると思いますが、ベネフィットというの は、え、ターゲット顧客にとっての価値の ことです。その商品を使ったり消費したり して、どんな、え、メリットがそのお客 さんにあるのかと、そのお客さんにとって の価値メリットのことをベネフィットと いう風に言います。え、この商品を買うと こんないいことがあるぞというのがその 商品名を聞いただけでお客さんにイメージ してもらうか伝わることができるかそう いう名前になってるのかどうかということ を、え、いくつかの候補を並べて試すと

21:11 いうのがこのネーミングテストいものです 。で、このパッケージテストやネーミング テストとここで説明しているものはどちら かというと、先ほど皆さんに、え、あの、 マクロミルの、え、模擬店舗の記事を読ん でいただきましたが、あのように実際の氷 、氷店の点灯で商品が並んでいる。その、 え、商品が並んでる中にはライバルの商品 もそれから自分の会社の商品も含めて実際 のお店にあるように、え、商品が並んでる 。その商品が並んでいる中でお客さんが 実際にそのパッケージが目を引いたり、 あるいはその名前を見て、え、欲しいなと 、ちょっと関心があるなと思ってもらっ たり、そういう力があるのかどうかを試す

21:57 というのがこのパッケージテストや ネーミングテストです。で、あのこの模擬 店舗とか、え、模擬棚というのはなかなか 大学生の皆さんが用意するというのは 難しいと思います。え、先ほど見てもらっ たマクロミルのあの麦店舗も実際にどっか の会社がマクロミルに依頼してそこでこう いう調査パッケージテストやネーミング テストをやってもらおうという場合には もちろんお金が必要です。あの相当な金額 が必要だと思います。あの企業もそれ ぐらい負担をしてこのテストをやる調査を やるわけですけどもだ、ま、大学生の皆 さんにはそういうお金を、え、年出する 方法もありませんし難しいと思います。 ただ、ま、自分たちが作った試作品を、え 、見てもらって、え、ま、ライバルの商品

22:43 と比べたり、あるいは実際の点灯に置い たりというテストはなかなか難しいと思い ますが、ま、自分たちの試作品、そこには 商品名もきちんと表示しておいて、え、 それを、え、ターゲットにしてる消費者の 人たちに見てもらって評価してもらおうと 、え、どこが良いのか、え、どこがもう ちょっと改善の余地があるのかと、そう いう調査をする。これは是非やってみる 価値があるのではないかという風に思い ます。 で、ここまでコンセプトテスト、 ブラインドテスト、そしてこのパッケージ テストとネーミングテストと、え、こう いう風な調査を、え、実際に顧客のニーズ がに叶ったものなのかどうかを調査する 方法がありますというのをご紹介してき ましたが、次のページに、え、移って いただいて、次のページのこの、え、

23:31 173ページの上のところ、こちらは、え 、そういう調査をどこでやるのかという ことで2つのタイプがありますという説明 です。調査をどこでやるのかという問題 ですね。会場テストとホームテストと、え 、2つ、え、どこの場所で調査をやるのか というのには選択肢が大きく2つあります という説明です。で、その1つ目、解場 テスト。これはそのすぐ下に青い字で説明 が書いてあります。ま、サンプリングした 調査対象者、ま、あの、調査のために 集まってもらった人たちと考えてください 。 した調査対象者を会場に集めてモニターし てもらう方法のことを会場テストという風

24:17 に言うと、え、これ以前にあの インタビュー調査で、え、東京のど真ん中 に立派なインタビューの施設が設けてあっ て、え、地下鉄も何線も接続してる駅の 近くなので、え、協力してくれる調査対象 の人も、え、行きやすい場所に インタビュールームがあるという映像を何 回か前の賞で皆さんには見ていただきまし たけどけれども、あのように、え、調査を する会場を、ま、比較的便利なところに 用意をしておいて、そこに協力してくれる 、調査に協力してくれる消費者の人たちに 来てもらって、その会場で今、え、ご紹介 したようなコンセプトテストであったり、 ブラインドテストであったり、そういう テストを行うと、え、専用の会場を用意し

25:03 てそこに調査協力者に集まってもらうやり 方を会場テストという風に言います。で、 もう1つのホームテストというのは、ま、 字のそのままなんですけど、え、この ページのもう少し下に書いてますが、え、 この下の方の青い部分ですね。ホーム テスト、ま、家で使うテストですね、その まま翻訳すると、え、これは製品サンプル を家庭で実際に使用してもらって、アジア や使い勝手容量などの評価をしてもらう。 これがホームテスト。家で実際にテストし てもらって、え、そのテストした回答を、 え、企業側に返してもらう。これがホーム テストというやり方です。で、ま、あの、 お分かりになるかと思うんですが、1箇所

25:50 会場を用意してそこに多くの人に集まって もらって、そこでまとめてテストをする。 この会場テストってのは、ま、一言で言う と効率がいいという特徴があります。え、 1度に、え、何十人あるいは場合によって は何百人の人の、え、調査結果を1度に 得ることができると。これは会場テストの メリットですよね。ただ、えー、普段その 、それぞれその会場に来てくれる、え、 調査に協力してくれるような消費者たちが 普段そういったもの、ま、コーラを飲ん だり、え、洗剤を使ったり、え、何かお 弁当を食べたりと、普段の生活の中とは 全く違う特定の会場に来て、そこでさあ、 どうぞ見てください

26:37 という質問をされるわけです。ま、一言で 言うと非日常のシーンでその商品の評価を するというのがこの会場テストですよね。 え、そういうそれぞれの消費者が普段とは 全く異なるシチュエーションの会場でその 商品の美味しさであったり、え、使い勝手 であったり、え、名前から受ける印象で あったり、そういったものを質問して、え 、答えた。その答えるデータが本当にその 人の、え、正直な気持ちなのか。本当に その人の生活の中で素直に感じる意見なの かというとちょっと怪しいところも出てき ます。ま、効率はいい調査だけれども本当 にその、え、消費者の本音が現れてる答え を、え、データとして、え、入手できるの

27:24 かというとちょっと不安がある。これが 会場テストのメリットデメリットになり ます。で、ホームテストはその逆で、え、 例えば企業が何か商品の評価をして欲しい 時に協力してくれる消費者モニターのご 自宅にその商品のサンプルを1つ1つ送る と、え、これかなり手間がかかりますよね 。で、え、その消費者モニターはその送ら れた商品を実際に、ま、あの、自分たちが 都合のいい時にテストしてみるわけですね 。使ってみるわけですね。で、その使った 結果を、ま、回答用紙か何かに書いて、え 、ま、最近だったらネットで回答を入力し て、え、企業側に伝えると、この返事が 返ってくるまで、評価が返ってくるまで

28:11 時間がかかります。ま、手間も時間も かかる、ま、効率が悪いというのがこの ホームテストの、ま、デメリットになり ます。その代わり実際に普段その消費者が 食事をしているご家庭、選択をしているご 家庭で実際に使ってもらうので、本当に その商品を使うシチュエーション、商品の シチュエーションに、え、かなり近い状況 での評価になるわけですよね。これはその 消費者の本音の回答が得られる期待が高い わけです。ですので、この会場テストと ホームテスト、メリットデメリット、 それぞれ真逆の効果があるという風に理解 されればいいかと思います。え、どんな 方法の調査をするのか、それをどこの場所 でやるのかいうことで、この顧客ニーズの

28:57 確認のための調査は様々なバリエーション があるということが、え、理解して いただけるかと思います。 さて、ここまでいくつかのテスト顧客 ニーズの確認のための調査の バリエーションをご説明してきましたが、 その私の説明の中で、え、ま、テストを 行ってそれを消費者モニターに評価して もらうということを、え、言ってきました ね。どういう方法で消費者に評価して もらうのかということなんですけれども、 え、それは、え、実はいわゆるアンケート 、ま、マーケティングの分野では質問表と いう言い方をしたり、アンケートという 言い方をしたりするんですが、ま、 アンケート調査でお客さんに、え、その

29:43 コンセプトを見てどう思ったのか、実際に 食べてみてどう思ったのかということの 評価をアンケートで回答してもらうという のが一般的なやり方です。で、実はこの アンケート調査なんですけれども、この 教科書、そして私のこの授業で、え、商品 は大きく4つの段階で作業が進みますと いう説明何度もしてきましたよね。で、 その1つ目の、え、商品の1つ目の プロセス何だったか覚えてもらっている でしょうか?え、探索的調査という段階 でしたね。え、インタビュー調査であっ たり、あるいは観察調査を通じて消費者の ニーズや直面している問題点を発見する。 え、消費者にどういう風な状況があるのか

30:29 を、え、発見する。これが探索的調査の 目的でした。で、その商品の4段階の最初 の段階、探索的調査の調査ではこの アンケート調査の説明は一切していません 。この教科書そして、え、この製品戦略論 というこの科目では、え、探索的調査の 段階ではあんまりアンケートの、え、調査 は向いていないという風に想定をしてい ます。え、どうしてかと言うと、ま、 アンケート調査皆さんもなんかの アンケート答えたことがあると思うんです けれども、え、ま、紙であ、あれば、え、 紙で印刷されたアンケートもあれば、え、 ネット上で、ま、画面の質問を通じて

31:15 答えるアンケートも最近は多いですけれど も、え、紙にしてネットのアンケートに せよ、え、質問が用意されていますね。 その質問に対して自分はどう思うのかと いうのを回答する。これがアンケート調査 です。え、つまり質問、何を聞けばいいの かという質問がはっきりしてる場合は アンケート調査はできるんですが、商品の 最初の段階、探索的調査の段階では そもそも消費者に対して何を質問して良い のかもはっきりと分からない。え、だから インタビューを通じて色々話を聞いて、 その話の中からヒントを探るであったり、 え、消費者が実際に行ってる消費行為を 観察して、え、それをじっくりと見てそこ

32:01 から何か発見したり気づいたりと、え、 いうのが探索的調査で行われる具体的な 調査の内容でした。え、消費者に対して どういうものが好きですか、あるいはどう いうものが欲しいですか、そういう質問し たところで、え、何も答えられないと、え 、だから聞くのではなくて、え、直接答え を聞くのではなくて、お話を聞いてそこ から気づく、あるいは観察をしてそこから 気づく。これが探索的調査だという説明を していましたよね。探索的調査の段階では 消費者に対して何を聞いてば、聞けばいい のかそもそもはっきりとしないと。え、だ から、え、消費者のニーズもよくわから ない。その段階でやるのが探索的調査な わけです。ですのでアンケート、質問を 用意しなければいけないアンケート調査は

32:47 向いていないという風に考えています。 しかし同じ調査でも今勉強していただい てる商品の3つ目の段階、この検証的調査 の段階では聞くべきことがかなりはっきり しています。もうすでに商品コンセプトは 固まっています。それからそのコンセプト を形に表現した作品、プロトタイピングも 行っています。え、それを見てもらって、 あるいは実際に使ってもらってどうですか と聞く。もう確認しなければいけないこと はっきりしていますよね。で、え、 アンケート調査というのは同じ質問に対し て、え、たくさんの人に1度に回答して もらうこともできますので、非常に調査と しての効率性が高いということで、この

33:35 アンケート調査というのは商品の4段階で 言うと探索的調査の段階ではなくこの3番 目の今勉強していただいている検証的調査 の段階でこそ有だというのがこの教科書で のスタンスであります。で、ここで今質問 表による消費者ニーズの確認という説明が 173ページの下から始まっているわけ です。で、アンケートの、え、その質問の 仕方とそれから質問に対して答える時の 答え方。ま、普通は選択肢をいくつか用意 して答えてもらうと、あの、私のこの製品 戦略論で何度かに1度皆さんにやって もらってる小テストでも選択肢を用意して その中から正しいもの、間違ってるものを

34:21 選んでくださいと。え、質問に対して 当てはまるものを1つ選ぶという選択肢の を用意した小テストを答えてもらってます よね。アンケート調査でも通常は選択肢を 用意します。ま、これは、え、調査して 集めたデータを数字に置き換えて、え、 どの答えが1番多かったかとか、えー、ま 、1つ目の質問でAと答えた人は2つ目の 質問で、え、どういう風な答えをしてるの かという傾向を分析したりと、この数字に 置き換えることでそういう分析が可能に なるので、え、この分析のためにこの アンケート調査ってのは通常質問に対して いくつかの選択肢を用意するという パターンが多いです。で、その、え、回答

35:07 者が選ぶ選択肢の一般的なやり方がここで 赤いマーカーを引いているリッカート形式 という風なものです。で、ちょっとこの 教科書の今表示しているこの部分の説明 だけではリッカート形式というものが少し 分かりづらい、え、ま、簡単に説明しすぎ てるなと私思いましたので、ちょっと ホームページ、え、ウェブサイト上で、え 、このリッカート形式についてもう少し 詳しく紹介しているものがあります。それ をここで皆さんに、え、少しそのネット 記事を読んでもらって、このリッカー形式 の選択肢というものがどういう特徴がある のかということを各自で確認していただき たいと思います。

36:11 [音楽] はい。今読んでいただいた内容ご理解 いただけましたでしょうか?おそらく皆 さんが今まで、え、経験したことがある アンケートでもこのリッカート形式の選択 肢で答えたというケースが多いんではない かと思います。で、この商品のこの今皆

36:56 さんに勉強していただいている検証的調査 で行うアンケートでも基本的にこの リッカーと形式で選択肢を用意するのが いいと思います。え、非常に当てはまる から全く当てはまらないまでの5段階、え 、あるいは非常に、え、高い、高、え、ま 、そうですね、ごめんなさい。非常に、え 、好ましいから全く、え、好ましくない までの5段階といったように、ま、 ちょうど真ん中、え、5段階で言うと3番 目の項目選択肢にどちらでもないという ものを入れて、その前後に非常にまるまる 、え、ややまるまるで、どちらでもない。 そして、え、やや何々ではない。え、全く

37:41 何々ではないというご段階、先ほどの皆 さんに読んでもらった記事に書いてあった ような選択肢を用意して、え、その消費者 の意見を聞くというのが一般的です。皆 さんがこの検証的調査をやる時にもこう いう設計でアンケートを用意するのがいい と思います。で、5段階ではなくて、まあ 7段階あえて用意するというケースも実際 の企業が行う市場調査ではありえます。ま 、あの、7段階にした方がより細かく消費 者の移行を聞くことができるのですが、 ただま、え、あまりアンケート専門的に やっていない場合はこの5段階でやると いうのが一般的だと思いますので、皆さん には、え、是非これを実践していただき たいと。そして今表示しているこの173

38:29 ページの下のところに書いてあるように、 え、青いマーカーを引いてあるところに 書いてあるようにこの5段階のリッカーと 尺度の場合とても好きだ、ま、1番高い 評価をした選択肢ですね。5つの選択肢の うちの1番高い評価をした、え、回答の ことをトップボックスという風に読みます 。このトップボックスとても高い評価をし た回答者が全体の何パーセンいたのかと いうこのトップボックスの値を計算する。 あるいはその次の青いマーカーのとこです が、その、え、どちらでもない真ん中の どちらでもないよりも、え、高い評価をし た方の、ま、5段階で言うとこの教科書に 書いてるケースで言うと好きととても好き

39:16 。え、良い方の、ま、ポジティブな方の 評価をした回答2つを合わせた数字、これ をトータルポジティブという風に呼びます 。このトップボックスであったりトータル ポジティブの値を計算してこれを、え、 根拠にしてこれだけ多くの人がこの商品 コンセプトを評価してくれました。 あるいはこれだけ多くの人が実際に使って みて、え、こちらの方がいいという風に 評価をしてくれましたという風に値を示す 。で、それだけ多くの人がターゲット顧客 の、えっと、想定される人のうちのそれ だけ高い比率の人たちが評価をしてくれた ので、この商品は顧客のニーズに叶ってる のではないかという風に判断をすると、ま 、いう、そういう作業の流れになるわけ

40:02 です。え、この、ま、コンセプトテストで あったり、ブラインドテストであったり、 先ほどご紹介したような様々な顧客ニーズ を確認するためのテスト、え、実際に商品 を皆さんがやる時にもこうしたテストは 是非ともやって欲しいと思います。ま、 もう少し後の回の授業になりますが、え、 自分たちの企画したものをプレゼンしたり 、え、ま、報告書にまとめたりする時にも この、え、検証的調査でこういう調査をし てその結果これだけ高い評価を得ましたと いうことがあるのとないのとでは説得力が 全く違います。え、 実際の企業に採用してもらいたい、 あるいは商品のコンテストで上位を狙い たいと、そういう場合にはこの、え、消費

40:51 者調査、この検証的調査を是非やることを お勧めします。その時にはこのアンケート 調査も是非実施して欲しいなという風に 思います。 ただし、え、アンケートを実際にこの検証 的調査として行う場合に皆さんには注意を して欲しいことがいくつかあります。それ を次に解説していきます。教科書は176 ページに飛んでください。え、176 ページに、え、このデータの妥当性と信頼 性という項目があるかと思います。 アンケート調査を行って得られる回答の データ、ま、100人の人に対して行った アンケートで100人から回答が寄せ られればそれだけの数のデータがあるわけ

41:38 ですが、その100人分の回答データは 本当に大丈夫ですかというのがこのデータ の妥当性と信頼性の問題です。え、ま、皆 さんの場合実際には、え、LINEを通じ て友達に呼びかけて調査をするようなこと も多いかもしれません。あるいは、え、ま 、え、大学生が集まっている昼休みの学職 なんかでアンケートに協力してもらうと いうような調査をするケースもあるかも しれませんが、そうして、ま、手間をかけ て集めた回答データ本当に信じて大丈夫 ですか?というのがこの問題です。で、 ここには大きく2つの問題、妥当性の問題 と信頼性の問題がここでは説明がされて

42:24 ます。まずここの部分、これがデータの 妥当性の問題です。え、そのまま読みます が、学生が行う調査の場合アンケートを 友人に答えてもらった、大学の講義で配布 したなどデータを収集する手間を減らす ために的確なサンプリングを行っていない ことが多い。サンプリングというのは アンケート調査の回答者をどうやって 集めるかと回答者集めのことを サンプリングという風に言います。で、え 、ここであるような例えば大学の講義で 配布した私もよくゼに私の授業この製品 戦略論の授業で、え、終わりにちょっと 10分だけ時間くださいとそこで教室に

43:10 いるがゲートに答えてもらいたいんです。 頼まれることもしばしばあるんですが、 そんなやり方をして集めたデータ、回答 データ本当に信じて大丈夫ですか?これが 妥当性の問題です。例えばこの賞で事例に していたCビタミンレモンコラーゲン。 これはターゲットは、え、主に若い女性を ターゲットにしていたわけですよね。若い 女性をターゲットにしている商品のこの 検証的調査で行うアンケートで、え、教室 にいる大学生、え、20十歳前後の男女、 え、大学生に答えてもらう、あるいは皆 さんの友達に答えてもらう。これで本当に ターゲット顧客の、え、顧客ニーズを確認

43:55 できることになるでしょうか?アンケート 調査に回答してもらう人の選び方、それが 妥当なやり方ですか?これが妥当性の問題 です。 え、多少手間がかかっても自分たちが企画 してる商品のターゲット顧客に当たる人を 、え、例えば100人なんとか、え、集め てその人たちの意見を聞くと、これが妥当 な、え、サンプリングの仕方だというのが ここでの問題点です。そしてもう1つの 問題点が少し下に行くここです。信頼性の 問題です。え、これは調査する人あるいは 調査される人ごとに得られる結論が違った ものにならないでしょうかということです 。教科書のここで書いてる、この少し上に

44:40 書いてるところで言うと、例えばこのC、 ビタミン、レモン、コラーゲンの、え、 検証的調査をする時に回答者として例えば ですけど、ハウス食品に入社を希望して いる就活中の学生、ま、説明会なんかに 集まってきたような時にアンケート調査を やると、え、例え、え、ターゲットにして いる20代、30代の若い女性が回答者で あっても、しかしそのシチュエーション ハウス食品に、え、就職を希望する人たち が集まってるシチュエーション。そこで アンケートをすれば当然ポジティブな評価 、つまりハウス食品の商品をよく評価する 評価が多くなりそうなのは十分予想される ことですよね。そんなやり方をして、え、

45:25 高い評価が回答で多いという結果を出した ところで意味があるんでしょうかと。本当 にその商品評価されてると判断して大丈夫 なんでしょうか?これがそのデータの信頼 性の問題です。この2つ、え、このページ に書かれてるデータの妥当性と信頼性。 これは皆さんが実際に商品等でこの アンケート調査をやる場合にもよく注意を して欲しいことです。そしてもう1つ注意 をして欲しいことが隣のページにあります 。え、今度は質問の仕方に関することです ね。この表の位置に質問表作成、ま、 アンケート作成時のべ子べらずこんなこと はやっちゃダめですよというものをまとめ

46:13 ています。ま、これは下のこの部分、え、 この、え、表住10の1の1番下の出所と いうところに書いてますが、ま、世界中で 、え、多くのマーケティング担当者に読ま れているマーケティングの教科者の定番、 コトラー&ケラーのマーケティング マネジメントという本があるんですが、 そこで示されてるものを引用した表です。 え、この10項目ここに書かれていますが 、ま、1つ1つの説明はちょっと割愛し ますが、簡単に言うと、え、答えを誘導 するような質問の仕方、あるいは、え、 答える人が迷ってしまうような、悩んで しまうような質問の仕方はダめですよ。え 、回答者の人がきちんと1つの点に関して

46:59 意見が、え、きちんと答えられるような 完結でかつ明確なそして誘導していない 質問をしないといけないというのがここに 書いてることのポイントになります。で、 ちょっとこれに関して1つ実験的なことを 、え、した結果を皆さんにご紹介したいと 思います。皆さんに少し、え、この アンケート調査の回答に協力をして いただこうと思いますので、次の画面の 指示に従ってください。 [音楽]

48:12 回答のご協力ありがとうございました。え 、今、え、皆さんには、え、ご自身の学 番号が奇数なのか偶数なのかで、え、 異なるページに移っていただいてそれぞれ アンケートに答えていただきました。ただ 、え、奇数番号の質問も偶数番号の質問も 基本的には同じことを聞いています。え、 ちょっとこからその点について説明をして いきます。え、実はこの質問の実験は そもそもは2000年の、え、前期のこの 製品戦略論で行いました。2000年の 前期、え、つまりコロナ禍が始まった直後 ですね。え、

48:57 3月の終わりから4月の頭にかけて緊急 事態宣言が発例されて、え、街中から人が 誰もいなくなったというのがちょうどその 頃のお話です。当然大学も全て、え、授業 は急遽オンラインに変わったと。ま、今皆 さんに見ていただいてるようなこの オデワンド講義を、え、多くの学生も そして我々教員もほぼ初めてやったという のが2000年の前期の頃でした。で、私 のこの製品戦略論もその時あったんですが 、え、オンデマンド講義の中でちょっと 実験をしてみようということでやってみた のが最初のこの、え、アンケート調査の 実験です。で、何を実験していたかという ことなんですが、今皆さんに答えて

49:43 いただいた質問の内容、実はこのコロナ禍 が始まった直後、え、結構ニュースなんか で報じられていた問題なんです。え、留学 生の方はよくご存知だと思いますが、日本 の学校は、え、新学器が4月から始まり ますが、欧米の、え、学校、それから おそらく留学生の皆さんが来ている、え、 アジアの各国も、え、4月から新しい学年 が始まるっていうところはそういう国は ほとんどないかと思います。欧米で言うと 大抵、え、1、え、一年の始まりは秋です 。え、9月の、ま、半ばか終わりぐらい から始まるというのが一般的です。え、 いわゆる秋入学と日本で呼んでいるものな

50:29 んですが、日本だけ、え、入学の月が違う と。日本は桜の花が咲く4月が入学の時期 、あるいは新しい学年が始まる時期ですが 、え、欧米に合わせて日本も秋入学にした 方がいいんじゃないかというのは随分昔 から言われていたことなんです。それは このコロナ禍2000年の前期に、え、 コロナ禍が始まってもう4月からの新学年 は始めることができないと。だったらこの 機会に日本も、え、9月からの秋の入学に 制度を変更した方がいいんじゃないかと。 え、そういう議論がその頃盛に、え、行わ れてたことがあったんです。それで、え、 受行者の皆さんにもそのことについて

51:14 ちょっとアンケートで意見を聞いてみたと いうのが今回のこの質問の内容です。で、 今からお見せするのは、ま、この良くない 質問のアンケートとして皆さんに実験に 協力をいただいたんですが、え、その 2000年の前期6月の段階で行った受行 者からの回答の結果をここで少しご紹介を します。え、皆さんに回答していただいた フォームでも冒頭にどこが良くないという のか考えて、え、みてくださいという風に 表示があったと思いますが、皆さんに回答 していただいたこのアンケート実は良く ない点が多々含まれているんですね。それ を今からご紹介していきます。まず問題は

51:59 2つ、え、質問は2つあったと思います けども、1つ目の質問です。え、奇数学の 方と偶数学の方実はほぼ同じことを聞いて いるのですが、質問文の真ん中ありだけ 少し変えています。え、左と右とで、え、 聞いてることはその9月入学、日本も9月 入学になることで、え、それはいいことだ と思いますかということを聞いてるんです けれども、左の奇数学の皆さんの質問の 文章は真ん中ありにこういうことを書いて いました。欧米の大学と入学時期が同じに なることによって教育研究水準が向上する と言われていますが、あなたは日本の大学

52:45 が将来9月入学となることについてどう 思いますか?という風に聞いていました。 一方で偶数学の人たちの質問には 真ん中辺りはこういうことが書かれてあり ます。え、実際に導入するためには7兆円 もの財政家計負担が増加すると言われてい ますが、あなたは日本の大学が将来9月 入学となることについてどう思いますか? という質問文にしていました。この質問文 の真ん中辺りの違い、これによって回答 結果が変わってくるのではないかというの がこの実験の目的です。で、これ、え、2 種類質問文があるわけですが、ま、簡単に 言うと左側はこの9月入学になることで、

53:32 え、こんなにいいことがあります。ま、 ポジティブな文章書いてあるんですね。 右側の偶数学の方の質問はこんなに大変な ことになりますという、ま、ネガティブな ことを質問文の中に入れているわけです。 この質問の文章の中にポジティブな情報が 入ってる場合とネガティブな情報が入っ てる場合とで回答結果が違うの異なって くるのではないかと実際この2000年の 6月の時の回答結果がこちらです。え、 左側のポジティブな情報、ま、日本の教育 研究の水準が上がると言われていますがと いう文章を読んだ後に回答した人の回答 結果。え、9月入学に賛成という人は

54:17 64.7% いました。一方で右側のネガティブなこと が書いてあった質問。こんなにお金かかる んですよ。大丈夫ですか日本は?という ことが書かれてあった。質問を読んだ後に 回答した人のうち賛成だと9月入学賛成だ と回答した人は56.3% 。 この違いどうでしょうか?え、8.4% 違うんですね。賛成の比率が。え、いい ことが書いてあった。質問読んだ回答の方 が8.4%賛成派の数が多かったと。まあ 、8.4%なんてちょっとだけだという風 に思う人もいるかもしれませんが、これが もし50%ちょうど半分を差にして左と右

55:06 で8.4%差が出たらどうでしょう?当然 、え、左側は下半数、右側は、え、半分に 至らない数しか賛成がないということに なりますよね。ま、アメリカの大統領選挙 もそうですけれども、え、半分より多いか で全ての物事が決まってしまう。この商品 の場合ももしかすると回答の半数以上が イエスだったら採用という基準がその会社 で設けられてるとしたらこの8.4%と いう差は決して小さいものではないと思い ます。この例のように質問の文章に、ま、 簡単に言うと余計なことが書いてあるん ですね。ま、あの、悪意を持って、え、 解釈すると左の方は賛成という答えが多く

55:54 なるようにあえてポジティブな情報を入れ ている。右側の方は賛成いう答えが少なく なる。つまり反対派の方が有利になるよう にあえてネガティブな情報を質問の文章に わざわざ入れている。この赤線を引いてる 部分なくても質問としては十分成立します 。え、余計なことを入れてるんですよね。 こういう質問の仕方をするのは本当の、え 、ま、回答者の意向をちゃんとデータとし て取ることにはつがらないと。だから あんまり良くない質問だという風に考え られています。ま、これをあのわざと使っ てですね、え、あえてイエスポジティブな 返事が回答が多くなるようにということで 、あえてこういう質問を作ったりする場合

56:42 も実際にはありますが、それは本当に、え 、リアルな答えを反映してるものかという とかなり怪しいものになると、ま、我々が こういう調査結果とかを見る時にもどう いう質問をしたことに対する答えなのかと いうこの質問文までちゃんと確認すると いうことが非常に重要になるということも 皆さんは覚えておいた方がいいと思います 。これが1つ目の質問でした。で、2つ目 の質問は、え、こちらも奇数と偶数別々で 答えていただきましたが、ただ2つ目は 全く同じ質問文で答えていただいています 。奇数の方も偶数の方も同じ質問です。え 、ま、この2000年の前期の当時の話

57:28 ですよね。え、日本のほとんどの大学で、 え、オンライン講義が実施されていますと 。で、実際に受行している皆さん、あの、 オンライン講義は便利で分かりやすいと 感じていますか?ということを聞いている 質問の文章は左と右で全く同じです。え、 質問の文章は全く同じ。そして回答して いるのは私の製品戦略論を受行していた 流通科学大学の、ま、2年生から4年生の 人たち。え、ただ学石番号が奇数か偶数か という皆さんの、え、皆さん自身の、え、 人間性とか性格とか考え方とかには全く 関係のない学板が奇数か偶数かという違い で同じ質問に対して寄せられた回答がこの

58:17 円グラフのようにまた大きく違ってるん ですね。数学の方の回答で、え、ま、この オンライン講義は便利で分かりやすいと 思いましたかという質問に対して、そう 思うと答えた人は64.7% 。一方で右側の偶数学の人はそう思うと 答えた人は71.9% 。え、こちらも7%近い、え、差があり ます。 同じ質問に対して同じような人たち、 流通学大学の2年から4年の製品戦略論を 実行している皆さん、ほぼ同じような タイプの人たちだと、え、解釈するとなん でこんな差が出るのか不思議だと思いませ んか?

59:02 同じような傾向になるはずですよね。で、 これはあの、私の、え、理解の仕方です けれども、質問文が問題があるので、同じ 質問に対して同じような人たちが答えてる にも関わらず回答結果が違うというこの 結果になったんだと思います。どこが問題 があるかというと、大きく2つあります。 1つはこの質問文の中の今赤い線を引いた 便利というこの言葉の使い方です。 便利。オンライン講義は便利だという風に 聞いて、先ほど回答していただいた皆さん も頭の中にどういうことを思い浮かべて、 え、そう思う、そう思わないと回答をした

59:48 でしょうか?オンライン講義は便利だ。 どういう意味で便利なんでしょう?例えば いつでも自分の都合が良い時に見ることが できるから便利だという意味で便利という 言葉を理解した人もいるでしょうと。 あるいは何度でも分からないところは 繰り返し再生することができる。だから 勉強がはどる。だから便利だと答えた人も いるかもしれません。あるいは、えー、ま 、僕の喋り方がちょっとペースが遅いなと 思って時間を短くするタイパを良くする ためにYouTubeの動画で1.5倍速 とか、ま、もしかすると2倍速で今見てる と人もいるかもしれませんが、ま、この ように自分の、え、好きな速さで、え、

1:00:33 見ることができるという風に、え、考えて それを便利だと評価した人もいるかもしれ ませんね。この便利っていう言葉はこの 質問文では具体的に何を指してるのかが 非常に曖昧な言葉になってます。いつでも 見れるという意味の便利なのか、何度も 見れるという意味の便利なのか、えー、長 さを調節できるという意味の便利なのか。 人によって多分便利という言葉を見て 思い浮かべることは違ってると思います。 その人によって違ってることがこの両方の 回答結果の差につがってる可能性があると えーいうのが1つ思い当たる理由です。 そしてもう1つは4行目のこの緑で線を

1:01:18 引いた分かりやすいというところです。で 、ま、分かりやすい講義が分かりやすい。 ま、これはそんなに曖昧なことではないか もしれませんね。え、問題なのはこの質問 文でオンライン講義は便利で分かりやすい と思いましたかと聞いてることです。え、 2つのことを1つの質問文で聞いてるん ですね。え、便利という評価どう思います かということと、分かりやすいという点で はどう思いますかというこの2つのことを 1つの質問文で聞いてしまってます。これ が問題です。え、人によって、ま、例えば 先ほどの曖昧だと言った便利というのを、 ま、いつでも見ることができる、いつでも

1:02:04 勉強することができるから便利だという 意味に固定しておきましょうか。え、オン ライン講義はいつでも見ることができるの で便利だと感じている人、え、別にそこは 便利だとは感じてない人。それは人によっ て意見違うと思います。としてこのオン ライン講義が分かりやすいと思うのか、 そう思わないのか、これも人によって意見 は当然違いますよね。で、この2つのこと を同時に聞いているので、例えばこの便利 で分かりやすいと思いましたかという質問 されて自分は便利だと感じているし、 分かりやすいとも感じてる。こういう人は 当然そう思う。イエスと答えんですよね。 では便利だとは思うけど分かりやすいとは

1:02:52 感じてない。ちょっと分かりにくいと思っ てる人はこの質問どう答えたらいいん でしょうか?便利というのはイエスです けど、分かりやすいということに関しては ノーなわけですね。でもこれ選択肢でそう 思うわない。どっちか必ず選ばないといけ ない。そういう選択肢になってます。ここ の点で人によって自分は便利だとは思う けど、ま、分かりにくいなと思ってると いう人、人によって、ま、どっちか1つは 当てはまってるから、じゃあ、ま、そう 思うの方に、え、選んでおこうという人も いればこれは2つ両方満たす場合には イエスと答えて、どっちか1つでも違う 場合はそうは思わないと答えるべきなん じゃないかという風に考えて、便利は

1:03:39 イエスだけど分かりやすいは脳だ。だから 選択肢としてはそうは思わないというのを 選ぶと、え、同じことを考えている人でも 回答の仕方が違ってくる可能性が出てき ます。これが1つの質問で2つのことを 聞くことによって生まれる問題点です。 この、え、2、皆さんにも答えてもらった この2つ目の質問はその1つの設問文で2 つ、え、聞いてるとこれによって回答の ばらつきが出てしまうということになった のではないかと。その意味でも良くない 質問の例という風になると思います。この 質問の場合で言うと、え、2つに分ける べきです。オンライン講義は便利だと思い ますかという質問とオンライン講義は 分かりやすいと思いますかという質問。

1:04:27 この2つに分ければ、え、それぞれで評価 のデータを得ることができます。ま、こう した例のように、え、質問分の、え、表現 の仕方、用意の仕方で回答結果も大きく、 ま、少なからの影響を受けますと。だから 質問分は慎重に、え、作成しないといけ ません。先ほどの教科書のこと、え、書い てあったのところに書いてあった注意点と 合わせて皆さんが実際にアンケート調査 やる場合には慎重に準備をしてください。 皆さん自身で判断がつかない場合は是非、 え、ゼミを指導されている先生に相談をし て正しいアンケートの質問と選択肢になる ように準備をしてもらえたらという風に 思います。

1:05:16 ではこの第10章の最後、え、180 ページの終わりにのところに移って ください。え、これは教科書の、あの、 この第10章のまとめの部分でもあります し、私自身も是非皆さんに理解して欲しい 、特に強調しておきたいと思う部分が書か れています。それがここです。え、商品を 行うものにとって最大な時は何かと問われ たなら、私は自分の思い込みと答えたい。 特に真剣に取り組んだ企画というのは きっとみんなも星があるはず。きっと 売れるに違いないといった思いを込め てり上げていくため企画者の思い込みが 増大される危険性がある。え、皆さんが

1:06:04 ゼミ党でやる商品の作業でも一生懸命やっ ていればいるほど自分たちが考えた アイデア、そしてそれを元にして組み立て た商品コンセプトそして実際に作った プロダクトえごめんなさい。作品プロ、え 、プロトタイプですね。え、そういった もの一生懸命取り組めば取り組んでいる ほどこれはいい商品だと、え、自分たちは これはきっと売れるとは信じてるという 気持ちにきっとなるかと思います。それが 1番やばいことという風に理解して欲しい ということです。え、自分たちは思い入れ があるのですごいいい商品だ、いい企画の 内容だときっと思う。もうこれは仕方の

1:06:51 ないことです。え、この検証的調査の段階 で是非皆さんのマインドセットとして持っ てもらいたいのは自分たちこれいいと 思い込んでないだろうかということを常に 謙虚に思って欲しいということです。その ために、え、この賞で紹介したような本当 に顧客ニーズに合ってるのかというような ことを、え、きちんと調査を踏まえて、 客観的なデータを踏まえて、え、正しいか どうかを判断すると、ま、そういう姿勢が 本当にいい商品の結果につがるんだという 風に思います。え、ま、もちろん前の第8 章や第9章に、え、説明したようなことも 検証的調査として是非やって欲しいんです

1:07:36 が、特にこの第10章顧客ニーズの確認。 お客さんは本当にこれ高い評価をして くれるんだろうか。本当に商品化した時に お金を出して買ってくれるようなそういう ものなんだろうか。これをきちんと 確かめる、検証するということを是非皆 さんには心がけていただければという風に 思っています。 ここまでで第10章の内容も終わりです。 え、皆さんに何度も見ていただいてるこの 図ですが、え、第8章、第9章、第10章 検証的調査具体的にこのようなことを確認 するのだということを皆さんには勉強して いただきました。え、商品の4つの ステップ、探索的調査、コンセプト

1:08:23 デザイン、現象的調査と来て、次が最後 企画書作成。ここまで確かめてきたこと、 自分たちが考えてきたことを企画書という 形でまとめる。それを他の人に提案すると 、え、いうのが次の第4部の内容という ことになります。え、ただこの第3部の 検証的調査、え、自分たちが考えたことを 思い込みではなく本当にお客さんのニーズ に合ってるんだということをきちんと 確かめる。あるいは実際に商品化した時に これぐらいの売上の規模が見込める。だ からこれぐらいマーケティングの予算を、 え、取ることができると、市場規模の確認 をするということの重要性であったり、 あるいはライバルの企業と比べて本当に

1:09:11 強みを発揮できるのか、え、自分たちの 会社のブランドイメージのと、え、何か ミスマッチを起こすようなそういう商品に なっていないだろうかと。ま、そういった 共合や技術の確認を行うとこの第3部の3 つの賞で学んだことをきちんとここで実施 をして本当にこの商品自分たちが企画を 組み立組み立ててきたこの商品で本当に 商品化して大丈夫だということを確かめる ということの重要性を是非皆さんには理解 して欲しいという風に思います。 [音楽]

1:10:20 ああ。

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