簡単なまとめ
この動画では、股関節の可動域を広げるための股割りの方法と、そのために重要な足指の強化について解説しています。足指の感覚、筋肉、関節の3つのポイントに焦点を当て、股関節だけでなく足全体の機能を高めることで、より効果的な股割りを目指します。
- 足指の感覚を意識し、固有感覚を高める
- 足指の筋肉を強化し、ふくらはぎのインナーマッスルを活性化する
- 足関節の可動域を広げ、股関節との連動性を高める
「絶対やるべき」股割りで股関節の可動域を拡大する開脚前屈の方法
股関節の可動域を広げるためには、股割りを行うことが効果的です。以前の動画で解説した足指強化が重要であり、まだ見ていない方はそちらから確認してください。股関節が硬いままという方は、後ろ重心になりがちで、腰で曲げてしまうため、股関節の可動域が広がりません。股関節の屈曲には足指の強化が不可欠です。
足指強化
股関節の可動域を広げるためには足指の強化が不可欠です。足指強化のポイントは、感覚、筋肉、関節の3つです。
足指強化のポイント1つ目「感覚」固有感覚
足指の感覚が低下していると強化にはつながりません。感覚には体の表面の感覚と体の深部の感覚があります。体の深部の感覚は固有感覚といい、無意識化で運動を調節する感覚です。固有感覚を感じるには、動作の精度を高めることが重要です。股割り動作を行う際に、体の隅々まで意識を向けることで、股関節の動きを感じ取れるようになります。
牧神の蹄を使って足指の感覚トレーニングをする「フィット感覚とフラット感覚」
母指の歪みを使って足指の感覚トレーニングをする場合は、フィット感覚とフラット感覚を意識します。フィット感覚はブロックのヘリに足指を合わせる感覚で、フラット感覚は足の甲を傾きなくブロックの上に乗せる感覚です。足指を意識しすぎると甲が傾きがちになり、下肢のアライメントが崩れて股関節を動かす筋肉を使えなくなるため、フラット感覚が重要です。
足指強化のポイント2つ目「筋肉」腰仙神経叢 長母趾屈筋と長趾屈筋
硬い股関節は筋肉が伸び縮みしない状態になっています。股関節の筋肉を使えるようにするには、下肢全体の筋肉を使えるようにする必要があります。腰仙神経叢という下肢の筋肉を動かす神経を構築することが重要です。足指の筋肉を使えるようにするには、まずふくらはぎのインナーマッスルである長母趾屈筋と長趾屈筋を使えるようにします。足指を握り込むようにして、MP関節から足指の遊びをなくし、カチカチにできるようにします。
足指強化のポイント3つ目「関節」足関節 背屈と底屈
股関節が動く時は、体の各関節が連動して動きます。股関節、膝関節、足関節、足指の関節を連動して動かせるようにする必要があります。フラット感覚で股関節、膝関節、足関節、足指の関節を連動させて動かすことが重要です。ふくらはぎのインナーマッスルを出力できる状態にするために、足関節のアライメントをまっすぐにします。足関節は背屈と底屈の動きをしますが、この動きを偏りなくまっすぐ行うのが難しいです。背屈の動きの時は脛骨全脛骨筋、底屈の動きの時は腓腹筋を働かせることがポイントです。
足指強化 股割り
股割りをする時は、足指を握り込み、足関節を背屈・底屈させ、足指の筋肉をカチカチにして、股関節と連動させられるようにします。足指、足関節、股関節をカチカチにできるようにしましょう。足指の強化ができれば、股関節の可動域を拡大する準備が整ったも同然です。股割りをする時は、足指をカチカチにして重心を前に送り出していきます。
まとめると
股関節のトレーニングでは、感覚、筋肉、関節の3つを意識することが基本ですが、股関節ばかりに注目しがちで足指を強化するという考えがない方も多いと思います。股関節の可動域を拡大するには、足を使えるようにしないと広がりません。足指が強化できれば、硬い股関節を一気に砕いて股関節の可動域を拡大することができます。

