【現代文明論】2025年度 第10回 万城目 正雄 先生

植田俊 www.youtube.com

簡単なまとめ

この講義では、外国人労働者の受け入れ拡大を事例に、日本の経済問題とグローバルな視野について考察します。人口減少社会におけるグローバル化、世界の移民の現状、日本とアジアの人材獲得競争、そして持続可能な多文化社会の構築というテーマを取り上げ、SDGsの観点から多文化共生社会の実現に向けた課題と取り組みを検討します。

  • 日本の人口減少とグローバル化
  • 世界の移民の現状と日本の立ち位置
  • 国際的な人材獲得競争と課題
  • 持続可能な多文化社会の構築

日本の人口減少社会とグローバル化

日本の総人口は2020年の1億2615万人から50年後には約3分の2に減少すると予測されています。少子高齢化が進み、生産年齢人口が減少することで経済や地域社会に影響が出ることが懸念されています。一方で、グローバル化が進展し、企業の海外進出や外国人の受け入れが拡大することで、新たな活力をもたらす可能性も指摘されています。

世界の移民の推移

21世紀は国際移民の時代と言われ、世界の移民数は増加傾向にあります。2000年の1億7500万人から2024年には3億400万人に増加し、世界の人口に占める割合も増加しています。移民の多くは途上国から先進国へ移動し、先進国から途上国への送金が増加しています。ただし、日本の総人口に占める移民の割合は先進国平均よりも低い状況です。

日本における外国人労働者の増加

日本では、戦後の高度経済成長期には外国人労働者の受け入れを抑制していましたが、バブル経済崩壊後の人手不足を背景に、外国人労働者の受け入れが進められるようになりました。在留外国人数は増加傾向にあり、2024年には約360万人に達しています。特に製造業、卸売業、宿泊・飲食サービス業などで外国人労働者の割合が高く、ベトナム人、中国人、フィリピン人などのアジア出身者が多くを占めています。

国際的な人材獲得競争

人口減少が進む韓国や台湾でも外国人労働者の受け入れが進められており、国際的な人材獲得競争が激化しています。ベトナム人労働者の海外就労先として、日本よりも台湾が選ばれる傾向が強まっています。韓国は日本や台湾よりも平均月給が高く、人材獲得競争において有利な状況です。日本が選ばれる国となるためには、労働条件の改善や魅力的な環境づくりが求められます。

持続可能な社会に向けた多文化社会

持続可能な開発目標(SDGs)の達成に向けて、外国人労働者の人権保護や安全な労働環境の促進が重要です。ビジネスと人権に関する指導原則に基づき、企業は人権尊重の責任を負い、サプライチェーン全体で人権侵害のリスクを排除する取り組みが求められます。消費者も、労働者の人権に配慮した製品を選ぶ責任があります。

共生社会の実現に向けた取り組み

外国人労働者は、非移民労働者に比べて強制労働に直面するリスクが高いことが指摘されています。外国人労働者の脆弱性に寄り添った支援が共生社会の実現には不可欠です。地域社会における交流サロンの開設、バディシステムの導入、日本語学習支援など、様々な取り組みが行われています。日本語能力の向上は、外国人労働者の仕事や生活の満足度を高める上で重要な要素です。

移民受け入れ先進国の経験

OECD諸国では、入国後5年以内に20〜50%の移民が母国に帰還しています。移民の定着には、経済的な要因だけでなく、言語能力、友人関係、社会参加などの社会的・文化的な統合が重要です。職場や地域における多文化共生を促進することで、帰還意識を低下させることができます。

まとめと課題

日本では、総人口に占める外国人の割合が1割に達する時代が到来すると予測されています。多文化社会を共に創り上げていくためには、偏見や排他的な意識をなくし、分断や格差を生み出さない取り組みが必要です。地域社会、企業、行政、そして住民一人ひとりが、外国人との共生に向けた意識を持ち、行動することが求められます。

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0:01 今回の現代文明論は外国人労働者の 受け入れ拡大を事例に経済問題を考えて グローバルな視野を養おうテーマに進めて いきたいと思います 。まず始めに自己紹介です 。私は共養学部人間環境学科の名正です 。国際経済国際労働を専門分野としてい ます 。今回の講議では外国人労働者の増加を

0:49 グローバルな視点から捉え、外国人と強制 する社会のあり方を検討したいと思います 。 それでは本日の講義の項目について説明し たいと思います 。日本は人口減少社会と言われています。 日本の人口減少社会についてデータで確認 し、人口減少化で進むうちなるグローバル 化について説明したいと思います 。その上で世界的に増えている移民の数に ついて国連の推計に基づき確認していき たいと思います 。そして日本とアジアを巡る状況です。

1:38 日本の外国人労働者受け入れ政策の変遷を 確認した上で国際的な人材獲得競争につい て言及します 。最後に持続可能な社会に向け た多分化社会につい てSDsの観点から検討してみたいと思い ます 。それでは日本の人口減少社会とうちなる グローバル化について確認していき ましょう。

2:24 まずは日本の人口減少社会の現状について です。日本の総人口はどのように推移する か 。2020年の日本の総人口は 1億2615万人となっています。今後 日本の総人口はどれくらいのペースで減少 していくと見込まれているのでしょうか。 国立社会保障人口問題研究所の日本の将来 推計人口令和5年計の結果から確認してみ ましょう。する

3:10 と50年後には日本の総人口は現在の 2/3の規模に縮小すると推計されてい ます 。これから皆さんが活躍される日本では 人口が減少していくということが見込まれ ているのです 。それではなぜ日本の総人口が減少して いくのでしょうか ?人口が減少する理由として低い出傷率が

3:55 上げられます 。信仰が長期的に増えもせず減りもせずに 一定となる出傷の水準 を人口痴漢水準の合計特殊出勝率と呼んで います 。人口痴漢水準の合計特殊出勝率 は約2.1と言われています。 つまり女性が一生のうちに子供を平均的に 2人設けると人口は一定になるという人口

4:41 学の知見です 。グラフを見ると日本の出勝率は約50年 前から2.1を下回っていることが分かる と思います 。その結果日本では少子家 と高齢化が住み少子高齢化を伴う人口減少 社会が進むということが見込まれているの です

5:28 。具体的に数字を確認していきましょう 。本日この授業を主張している学生の皆 さんは 2045年、2070年一体何歳になって いるでしょうか?その時日本の姿がどの ような形になっていこうとしているのか。 銀行という観点から見てみる と2020年 1億2615万人であった日本の総人は

6:13 2070年には 8700万人へと減少していく。先ほどお 伝えした通り、今後50年間で日本の 総人口は現在の規模の2/3へと縮小する ということ が見込まれているのです。その間 に年焼人口、つまり0歳から14歳の人口 の比率は2020年の 11.9%から2070年には 9.2%へ と減少し、そして65歳以上の老齢人口の

7:06 割合 が2020年の 28.6%から2045年には 36.3%。そして2070年には 38.7%へと上昇していく。このような 傾向を伴い ながら少子高齢化を伴う人口減少社会が 進むと見込まれているわけです 。それでは少子高齢化を伴う人口減少社会

7:57 は私たちの生活にどのような影響を及ぼす と考えられるのでしょうか ?1つは経済への影響です。人口が減少 すれば生産や消費が縮小してしまうのでは ないか 。地域への影響も心配されています。 秘方ほど人口が減少していますので仮想化 が進んでしまうのではない かあるいは社会の担手が不足してしまうの

8:47 ではないか。労働力が不足していく年金や 医療の担い手が不足していくのではないか ということも懸念されています 。こうしたことが 重なり経済社会の活力が損われてしまうの ではないかということも心配されているの です。 その一方 で少子高齢化を伴う人口減少社会の中で グローバル化が進展していく。つまり人口

9:35 が減少していく中 で日本の企業が国際貿易や海外への直接 投資、海外への進出ということを通じ て海外で活躍する機会が増えていく 。元へのグローバル化が進んでいくのでは ないか 。さらには日本の人口が減少する中で移民 、外国人の受け入れが拡大し、海外の方が 日本で活躍する多分化社会が進んでいく。

10:49 すなわちなグローバル化が進むのではないかとも指摘の少子高齢化が進むことについては様々な影響がさるわけですが時にローバル化が進展していく中でバル か、うちなるグロバル化がもたらす活力を 日本の社会に 取り込み発展していくそのような時代を 迎えていくのではないかということも指摘 されているのです。皆さんはどのように 考えますでしょうか ?本日はこの中でうちなるグローバル化、 つまり移民、外国人を受け入れ多分化社会 を通じて経済社会を発展させ、持続可能な

11:36 社会を構築していくという視点にフォーカ をしてお話を進めていきたいと思います 。それではこっ から世界の移民の推移について国連の データから確認してみましょう 。21世紀 は国際移民の時代と言われています 。 物金だけでは なく人の国境を超えたグローバルな移動が

12:25 拡大しています 。21世紀は国際移民の時代であるという 言葉が示す通り、確かに21世紀に入り、 世界の移民は増加しているのです 。国連人口部の推計による と世界の移民 は2000年の 1億7500万人 から2024年には 3億400万人へと増加しています 。つまり2000年から2024年にかけ

13:13 て世界の移民は1.7倍も増加しているの です 。この間世界人口に占める移民の割合は 2.8% から 3.7%へと増加しています。 ここで移民の数及び海外早期に着目したい と思います 。人口に占める移民の割合は途上国地域 より も先進国地域で高く

13:59 。移民による海外送金は先進国地域よりも 途上国地域の方が割合が高いことがわかり ます。つまり国境を超える人の流れ は途上国地域から先進国地域へ。としてお 金の流れは逆に先進国地域から途上国地域 にという流れを伴いながら増加しているの です 。これは海外に収労するために国境を超え て移動する移民労働者の増加を伴いながら

14:49 特に今世紀になり世界の移民が増加して いるということを意味していると言える でしょう 。それではここで先進各国地域の総人口に 占める移民の割合とその推移を確認してみ ましょう。 地域全体では総人口に占める移民の割合は 2000年の 8.9%から2024年には 13.1%へと上昇しています

15:36 。その割合を見る と2024年のフランスが 13.8%となっていますので、先進国 地域の平均と同じぐらいの値であると 言えるでしょう 。イギリス、ドイツ、スウェーデンを見る と2024年には総人口に占める移民の 割合が約 20%となっていることがわかります。 これらの国々では移民の人口 がその国の総人口の約2割を占めるように

16:25 なっているのです。 つまりこれらの国々では人口の5人に1人 が移民になっているというとイメージがし やすいのかもしれません 。それでは日本は何パーセンだ と思いますでしょうか ?先進地域平均程度の 15%いやそれよりも少し低い 10%その半分の [音楽] 5%さらに低く 3%いや1%ではないか様々な意見があり

17:14 そうです 。それでは回答を見てみましょう。答えは 約3%です 。 つまり日本 は総人公に占める移民の割合 が2000年の 1.3%から2020年には2.6%へ。 そして2024年には 2.8%となっているのです 。ま、このようにその比率は上昇してい

18:00 ますけれども、それでも 先進地域の平均と比べると日本は移民、 外国人が少ない社会であると言われている わけです 。次に移民が多い国、地域トップ10を見 てみましょう。例えばイギリスでは 2000年から2015年にかけて移民の 数が500万人から800万人へと増加し ました。ドイツで は2015年から2020年にかけて

18:49 1000万人から1600万人へと増加し ています 。世界で最も多くの移民を受け入れている アメリカでも2000年から2020年に かけてさらに多くの移民を受け入れました 。移民の受け入れは経済社会にプラスの 効果を及ぼすと言われていますが、その 一方で2024年11月に行われた アメリカの大統領選挙でも大きな争点と なったように移民問題は移民受け入れ国の

19:36 世論を2分する問題に発展するなど先進 各国の政治、経済社会の中で重要なテーマ の1つになっていると言えるでしょう [音楽] 。それでは次に日本で増加する外国人、 外国人労働者の状況について説明していき ましょう。 先ほど日本は先進国地域の中で総人口に

20:21 占める移民外国人の割合 が低く移民外国人が少ない社会であると 考えられていることを紹介しました。これ はなぜなのでしょうか?戦後日本の外国人 労働者政策の展開についてこれを紐を解き ながら解説したいと思います。 戦後昭和 期第2次世界対戦終了後 の時期になりますが、日本が一著しい経済

21:08 成長を遂げていた時代です。ちょうど 2020年の オリンピックの前の東京オリンピックが 開催された頃、日本は高齢者や女性の 就職難への懸念があるため、基本的に 外国人労働力は受け入れないという選択を していました。これが政府の方針として 掲げられていたのです 。日本とは対象的に欧州では戦後復興の中

21:53 で外国人労働力を受け入れながら経済成長 を遂げました。つまり第二次世界大戦後の 高度経済成長期の雇用対策として外国人 労働力を受け入れないという方針を採用し たことが日本に移民外国人の割合が低い 理由の1つに挙げられるのです 。その後、 1980年代後半のバブル機の後景機の中 で人手不足が発生しました

22:40 。バブル経団湧く日本にアジアや中東から 外国人が来日してきたのです。こうした 経緯を経て日本が平成の時代を迎える頃、 外国人のうっけ入れに向け た歩みが進められることとなりました 。そして平成の時代を経て令和の時代に 移り変わっていく中で人口減少社会を 迎える日本がいかにし て外国人と共に生きる強制社会を築いて いくのかという対策が行われるようになっ

23:29 てきたのです。つまり外国人をいかに 受け入れるのかうちなるグローバル化に 向けてその活力をどのように日本の社会 経済に取り込んでいくのかこれを総合的に 検討していくという時代を迎えるように なってきたというのが歴史の経緯から 見える現状と今後の展望ということになる わけです。 これをデータで見ると確かに国際的に見え ば外国人が少ない社会と考えられている 日本でも在留外国人数が増加しているの

24:18 です。 1990年には約100万人であった 在留外国人の数 は2000年には150万人を超え 、その後200万人を上回るようになり ました 。そしてコロナの前、2019年には 300万人に滞かというほど在留外国人が 増加したのです。そしてコロナ禍を経て 再び日本の在留外国人は増加し、2024 年6月には約

25:06 360万人へと 拡大しているのです。つまり平成から令和 に向けた約35年間の間に日本の 在留外国人は約3.5倍となったという ことが言えるわけです。つまり日本は 在留外国人の増加を通じてうちなる グローバル化が進んでいるということ が言えるのではないでしょうか。 この間、特に80年代、90年代以降様々

25:54 な目的を持って様々な国から地域から来日 し、日本に在留する外国人が増加してき ました 。韓国、朝鮮、中国、ブラジル、 フィリピン、ベトナム。このようにして 進展する多分化 社会の活力を日本の社会にいかに取り込ん でいくのか。人口減少社会を迎える日本に とっての課題になっていると言えるのでは ないでしょうか。

26:45 特に増加しているのは日本で働く外国人 です 。14年に政府が経済政策の一環として 外国人材の活用を掲げるようになって から約10年間の間に日本で働く外国人は 2.9倍増加しました 。その数はパンデミック後さらに増加する 傾向を示しています。 2024年には 230万人へと増加しているのです

27:33 。近年では外国人経営者、ITエンジニア 、プロスポーツ選手のみならず、私たちの 生活に身近な氷店、飲食店、製造業の生産 現場、建設現場などで働く外国人が増えて います 。本日この授業を出張している学生の皆 さんの中には工事店や飲食店で外国人労働 者から接客を受けた、あるいはアルバイト 先などの職場で外国人と一緒に働いたと いう経験を持っている皆さんもいるかも

28:22 しれません 。データで産業別外国人労働者の状況を 確認してみましょう 。日本の外国人が従事している産業で最も 多いのは製造業です 。全体の 26.0%をめています。ついでのは おろし売り業です。 そして宿泊、飲食、サービス業に従事する 外国人 も多くいるわけです。さらには建設業、

29:09 そして介護を含む医療福祉の分野で活躍 する外国人も増加しています 。では次に国籍別外国人労働者の割合を 確認してみましょう 。日本で働く外国人で最も多いのは ベトナム人です。その割合は 24.8%となっています。つまり日本で 働く外国人の4人に1人はベトナム人と いうことになっているのです。ついでのが

29:58 中国人です。その割合は 17.8%となっています。 約2割と考えると日本で働く外国人の5人 に1人が中国人 ということができるでしょう。次に フィリピンの 10.7%、ネパールの8.1%。そして インドネシアの 7.4%とアジアの国々が続いています。 そして次が南米のブラジルとなります。

30:44 その割合は 5.9%となっているのです。アジアだけ でなく南米から来日し日本で収労 する外国人が多いのも日本の特徴と言える でしょう 。次に外国人雇用事業所数について確認し てみましょう 。日本で外国人を雇用する事業所は年々 増加しています 。2024年には

31:30 34万2087の事業所が外国人を雇用し ているのです 。外国人を雇用する事業所の事業所の規模 を確認すると2024年において は30人未満の従業員規模の会社事業所が 62.4%。として30人から99人の 規模の事業所が 17.2%を占めています。つまり日本で 外国人 労働者を雇用する事業所規模別で見ると中

32:18 小企業において外国人が働いている 。このような傾向が見えてくるのです 。このように様々な国、地域から来日した 外国人が日本の幅広い産業を支える人材と して活躍していることがわかるのです 。それではこっから国際的な人材獲得競争 につい てその現状を確認してみたいと思います

33:08 。との国境を超えた移動を通じた グローバル化が進展する中、国際的な人材 獲得競争の時代にあることが指摘されてい ます。それではアジアの状況を確認してみ ましょう 。ベトナムでは日本を収労先として選ぶ 労働者が最も多いと言われていました。 確かに表を見る通り2018年は日本が第 1位となっています。具体的にはベトナム から海外に移動する労働者の

33:58 48.1%つまりベトナムから海外に 送り出される労働者の約半数が日本に移動 していたのです。しかし2022年には 状況が変化していることがわかります。 22年になると日本は比率を 39.3%に大きく落とし 、台湾が 最も多くの労働者派遣先となっていること がわかります。ベトナム人は海外の収労先 として日本よりも台湾を選ぶようになって

34:48 いるとも言えそうです 。同時に韓国の比率も上昇しています。 その割合は2018年の4.5%から 2022年には 6.6%となっているのです。 インドネシアを見ると2018年は マレーシア、香港、台湾、シンガポール、 韓国が上位に見られます 。2022年になると日本が 2.9%を占めるようになっていますが、 台湾、 韓国へと送り出される比率も上昇している

35:36 ことがわかるのです。 この背景には何があるのでしょうか?様々 な要因が考えられると思います。例えば 政策の変化です。人口現象が進むのは日本 だけではありません。韓国、台湾でも少子 化が進み人材確保のため外国人労働者の 経歴拡大に向けた政策が動き出しています 。 その結果海外の収労先として韓国 、台湾が移動先 に上位として上昇する一方で日本は相対的

36:25 に順位が低下する傾向にあるのです。 外国人が海外の収労先を選ぶ際に支給さ れる月給がいくらなのかということも大切 な要素となります 。韓国、日本、台湾 の平均月給を比較した表を見てみましょう 。 中10熟連外国人労働者の平均月給が最も 高いのは韓国となっています

37:14 。月給で3万円から6万円の差があること がわかります。これを年収で考えればその 額は大きなものとなるでしょう。実際に 日本の企業が海外に採用試験に行くと韓国 の企業が日本企業よりも高い月給を提示し ていたという話もあるほどです 。今後の国際的な人材獲得競争におい て日本の外国人労働者の確保が困難になる 恐れがあり、それが現実のことになると

38:01 日本の経済、地域の経済、地域の産業に 深刻なリスクとなるのです 。選ばれる国となるにはどのようなことが 求められるのかということが大切な視点に なっているということが分かるでしょう。 それでは選ばれる国と なりな社会を築くためにはどのようなこと が必要となるのでしょうか?多分社会、

38:47 多分強制、競争という視点から考えてみ たいと思います 。ここで持続可能な開発目標SDGsに ついて考えてみたいと思います。SDGs は2030年までの国際目標として17の ゴール169のターゲットが掲げられてい ます。 DGSというと環境問題を最初に早起する 方が多いかもしれません。環境問題も

39:34 とても大事な国際目標となりますが SDGsに は社会ガバランスの問題も多く含まれて いるのです。 環境社会ガバナンスは ESCと言われています 。環境エンバイラメントの E社会ソーシャルの SそしてGガバランスのGとなるわけです

40:29 。環境に は気候 変動資源の 枯物 汚染森林現象などの問題が含まれている わけです。 の社会に は 人権現代の奴隷 性児童労働労働条件 従業員関係といった問題があるわけです。

41:14 そしてGのガバランスについて は増愛及び腐敗役員報酬取り締まり薬会 理事会の多様性及び 構成ロビー活動及び政治 献金財務戦略といったものが例されている わけです。 この講義のテーマである外国人労働者 にの受け入れに関わる問題 は ESGのうちSの社会に区分される重要な

42:04 要素になっていると言えるでしょう 。SDGsと移住労働者の問題について はSDGズのゴールの8 働きも経済成長もという目標の中で ターゲット8が 掲げる移住労働者特に女性の移住労働者や 不安定な雇用状態にある労働者など全ての 労働者の権利を保護し安全安心な労働環境

42:55 を促進するということが掲げられています 。本日講義を視聴している学生の皆さんが 着ている洋服やシャツ、そして食べている 食品、誰が作っているか考えたことがある でしょうか?もしかしたら日本で働く 外国人かもしれません。 した日本で働く外国人も 権利が保護され、安全安心な労働環境の中

43:42 で働くことができることを確保促進する ことが必要となるということになるわけ です。 DGSでは環境のみならず権利人権にも 配慮することが持続可能な社会を作る上で 大切であるということを知ているのです 。今説明した通り、SDGsのゴール8、 ターゲット8の中では女性の移住労働者の

44:30 権利の重要性 が指摘されていました。例えばこの会社で は毎年3月の国際女性と10月のベトナム 女性の日に は女性の外国人労働者全員にプレゼントを 送り、車内でジェンダーについて考える人 しているということが報告されています。 権利という観点から考える

45:18 とビジネスと人権と いうテーマも重要な問題となります 。つまりSDGs の目標12が掲げる作る責任使う責任です 。作る 責任使う責任は環境問題のみならず人権の 観点からも重要な問題となるのです。 11年の国連人権理事会で はビジネスと人権に関する指導原則

46:08 が前回一致で指示されました 。作る責任という観点からは企業が人権 村長責任を負うことが確認されました。 各国では 例えばイギリスで現代奴隷 法アメリカで はカリフォルニア州サプライ チェーン トめ法フランスでは 人権リジェンスドイツではサプライチェ

46:59 4カナダではサプライチェーン強制労働を 自動労働を対策法が制定されています 。このように人権侵害のリスクのある商品 やサービスの 取引を規制することにより人権侵害の混絶 を目指す国際的な動きが高まっているの です 。日本でもビジネスと人権に関する行動 計画を日本政府が策定する。ほ

47:50 、サプライチェーンにおける 人権長のための流リジェンスに関する ガイドラインが作成されています 。外国人を雇用する事業所は中小企業が 多いことを先ほどデータで確認しました。 受けから下受けまで製品のサービスの サプライチェーン供給網を全体で外国人の 人権を保護するための取り組みが求め られるようになっています。

48:39 実際に日本企業でも人権方針の策定、車内 の人権問題への取り組みのみならず、取引 先からの調達活動に関する調達方針の中で 人権への配慮を掲げ、中小企業が元受けの 企業から製品を受注する際、外国人労働者 の労働条件 や法令準が取引の条件になっているという 話も多く聞くようになっています

49:24 。そして私たち消費者にも使う責任が問わ れています。自動車や家電の製品、シャツ や制服などの医療品 、朝袖のベタス、ソーセージ、卵、パン、 魚、肉、果物などを誰が生産したのか考え たことがあるでしょうか?今や外国人労働 者が日本の物づりや食のシステムを支えて いるのです 。私たちはひたすらに安い製品を好むと

50:14 いう傾向がありますが、 労働者の人権に配慮した適正な価格で取引 された製品となるよう に生産者だけでなく消費者にも意識の変革 とコストの負担が求められるということが できるのかもしれません。食品ロスや製品 の無駄な廃棄は環境だけでなく人権にも 負荷を与えていると考えるべきでしょう 。作る責任、使う責任皆さんたちは人権と

51:00 いう観点、環境という観点からどのように 考えるででしょうか。 日本政府によるビジネスと人権に関する 行動計画において は分野別行動計画とし て人権を保護する国家の義務に関する 取り組み人権を尊重する企業の責任を促す ための政府による取り組み 、救済へのアクセスに関する取り組みが

51:49 盛り込まれています 。そして横断的事故として 労働ワークの促進など子供の権利の保護 促進新しい技術の発展に伴う 人権消費者の権利 役割法の元の平 障害者、女性、性的思考、政治人など 、そして外国人の受け入れ、強制という ことが掲げられているのです

52:39 。つまり強制社会実現に向けた外国人材の 受け入れ環境整備の充実促進ということが ビジネスと人権に関する行動計画の横断的 事項の1つとして盛り込まれているのです 。強制社会というと自然や環境との強制と いうことが言われることがよくあります けれども、外国人との強制というのも SDGs持続可能な社会を構築していく上

53:24 で重要なテーマになっているのです。 それでは強制社会の実現に向けてどのよう な取り組みが求められるのでしょうか ?国際機関である ILOKフリー、そしてIOMの2022 年の報告書による と成人移民労働の強制労働に直面する リスクは成人非移民労働者に比べてより

54:13 高く3倍以上であるということが指摘され ています 。つまり外国人労働者の人権侵害が生じる 原因には移住労働者の脆弱性が要因となっ ているということになるわけです 。すなわち 弱い立場にある外国人労働者に寄り添った 支援というものが強制社会の実現に向けて 必要となっていると考えられるのではない

55:01 でしょうか。そのための関係機関の 取り組みというものが求められているの です。 ここで私たちの研究チームが技能実習特定 技能の外国人を対象に実施した調査結果を 紹介したいと思います 。これらの外国人が在留中に困ったことに ついて質問をしました 。その回答 は家族と離れて寂しいというものが最も

55:52 多い回答でした 。ついで残業が少ない。賃金が少ない。 仕事が厳しいきつい。産業代が少ない。 仕事が忙しすぎる。家賃が高い人との交流 がなく孤独である。病気の時困った。住居 が良くない仕事の分担が良くない日本人 から精神的に嫌がらせを受けた。有給休暇 を取得できない残業代が多い。の方が交通 ルールや規制が分からない。日本人から 暴力を震われたというものもありました

56:40 。もちろん困ったことは特にないと回答し た人も多くいるわけです。いずれにしまし ても外国人の労働者が在留中に困ったこと として最も多く回答が寄せられたのは家族 と離れて寂しいであったわけです 。そして回答者の約70%が毎日1時間 前後母国の家族とスマートフォンなどで 通話しているという風にも回答するほ回答

57:27 者の約48%が日頃頼りにしている日本人 がいないとも答えているのです。つまり 外国人労働者の脆弱性弱い立場にある 外国人に寄り添った支援というものが必要 であるということを示唆してるのではない でしょうか 。それでは次に関係の期間がどのような 取り組みを行っているのか紹介していき たいと思います [拍手]

58:16 。それでは各地で行われている事例を見て みましょう 。地域で暮らし働く外国人は職場と住ま量 などとの往復で地域で顔が見えない存在に なってるということも指摘されているわけ です。 静寂性弱い立場にある外国人 の人たちを地域の社会の一員として 迎いようという取り組みも各地で見られる ようになっています

59:03 。例えば北海道の門別士においては国際 交流サロンを解説し佐藤稼働教室や料理 教室を行い 、その他夏の交流会として運動会 、日本語の勉強会を行っているということ が報告されています 。またバディシステムによる外国人の異能 実習性に対する生活環境支援が行われてる という報告もあるわけです 。ここでは日本人住民が外国人住民の

59:54 バディ、つまり相棒になり交流することに よって生活文化をお互いに学び合うという 取り組みが行われているというのです 。その他に も長野県の上田においては上田グローバル 強制社会作り研究会 ということが行われ、グローバル地域強制 の先行モデルの構築事業が進められてい ます 。管理団体、受け入れ企業、行政、地域の 4社が連携し、外国人を支援する取り組み

1:00:43 が行われているのです 。写真を見てみましょう 。その他に も地域産業の内手として例えば岡山県の 今坂市においては見市町人仕事創生総合 戦略つまり地方創生のイナイトとして 外国人労働者の受け入れを行うという自治 体もあるわけです。

1:01:31 外国人技能実習性と地域との交流について の事例を見てみましょう 。日本で20十歳を迎える外国人 の人たち も新人の都い成人式に出席をする 。地域のお祭りや花火大会に参加をして 地域との交流を図る 。 あるいは伝統の春祭りに参加した。元のお祭りでお見越しを担ぐ体験をしたんだ。このような地域との交流を行うという報告も多く寄せられるようになっています。

1:02:40 その他に も地域で の防災意識の向上のための訓練に参加した という外国人の報告もあるわけです 。 またゴミの回収をするボランティアに参加 し、地域の人たちと交流を行った 。日本とベトナムでふっと去る交流会を 日本で行ったという地域からの報告も寄せ られているのです

1:03:28 。その他に日本語勉強会を開催していると いう報告も行われています。群馬県労働 政策家が主催する技能実習制度に関わる 日本語指導者強化セミナーに参加し、技能 実習性向け日本語勉強会を本格的に スタートさせましたという報告も寄せられ ています 。つまり第1回目の勉強会では賞味ボード 透明クリアファイルに拍を入れた簡易版

1:04:15 ボードを使用して自分の名前出身地出身地 の 特色仕事の内容について日本語で書いた ものを発表させ全員に自己紹介をして もらったというものです。 勉強会の様子が写真と共に報告されている のです 。日本での在留資格と日本語

1:05:00 能力に関して私たちが技能実習性特定技能 と言われる外国人労働者を対象に調査を 行った結果を紹介してみたいと思います 。日本で仕事に満足している外国人の割合 は機能 実2号3号特定技能1号2号と在留資格を 切り替えて日本に在留する期間が長くなっ ても変化することはないです。その一方

1:05:52 で日本で仕事に満足している外国人の割合 は日本語能力が高いと考えている人ほど 高い傾向が見られるのです 。つまり技能実習性特定技能の外国 の人対象に行ったアンケートの調査結果に よる と仕事の満足感は在留資格では特別な関係 は見られない。つまり日本で在留感が長く

1:06:39 なっても仕事の満足感は高まらない。生活 の満足感についても同じ傾向が見られまし た。しかながら日本語能力が高いと思って いる人ほど仕事の満足感が高まる傾向に あるわけです。 よって日本語を学習したり日本語の教育を 効果的に行うということが仕事と生活の 満足感を高めることにつがり外国人材の 方々を核保定着していくということで効果

1:07:24 的であるということが示唆されるのです。 つまり選ばれる国、日本となり外国の人 たちが日本で活躍していくために は日本に在留している期間が長くなると いうよりも日本語の教育を効果的に行う ことの方が有効であるということが言える わけです。 学術的に は外国人との交流経験によって 異なる人種民族との間で観葉と社会的連帯

1:08:15 が促進され偏見や肺意識が提減するという ことが言われています。これを接触仮説と いうわけです 。地域の歌合戦で優勝し た他強制交流を行い小学校でベトナムって どんな国と いうテーマでお話を行ったという報告も

1:09:01 寄せられているのです 。これらのことについて移民受け入れ先進 国の経験から得 られるについても考えてみたいと思います 。移民は受け入れ国に定着するのか母国に 帰還するのかというテーマについてです 。経済協力開発機構 OECDの受け入れ国に入国してから5年 以内に20%から50%の移民が母国に

1:09:50 帰還しているという推計も行われています 。つまり思いの他移民 は受け入れ国に定着していないとも考え られるわけです。そしてどうすれば移民が 母国 に変るという意識を定釈低下させることが できるのかということについて様々な研究 が行われています。その中では経済的お金 のお話よりも社会的文化的な統合が進むと

1:10:37 我国に変えろう帰還しようという意識が 低下するということが指摘されています 。具体的に は受け入れ国の言語能力 、友人関係、組織活動への従事、社会的な ネットワークやアイデンティが測れるよう に支援することが大切である。つまり職場 や地域における多分化強制が重要であると いうことが指摘されているという風に思わ れるわけです

1:11:25 。今後日本の総人については2020年の 1億2614万6000人から2070年 には 8699万6000人と現在の水準の 2/3の規模に縮小していくということが 見込まれているということを紹介しました 。その一方で日本に在留する外国人は 2020年の 274万7000人から2070年には

1:12:12 939万人へ と大きく増加することも見込まれているの です。し て日本の総人口に 占める外国人の比率は2020年の 2.2%から2070年には 10.8%へと上昇するとも指摘されて いるわけです。 つまり日本の総人口に占める外国人の割合 が1割の時代へ と推移していくということが見込まれて いるわけです。

1:12:58 こした中 で日本の総人の一定割合を外国人が支える 社会になるということが見込まれる中、 多分化社会を共に作る 、こうクリエーションする競争するという ことが求められているのではないでしょう か。 偏見や肺意識が高まり分断と格差を 生み出さない多分化社会 を私たちは作ることができるの か持続可能な社会に向けた取り組みが求め

1:13:48 られているわけです。 に自治体や地域の国際化協会、町内会や 学校、NPO、そして外国人を雇用する 事業所 、管理団体や登録支援機関といった関係の 期間 、地域の住民と外国の人 たち国は他分化強制外国人との強制に 関する施策を立案し実施していきます

1:14:35 。その中で地域における人と人との交流が 掛けのない経験を 生み出し地域の活性化地域の魅力を 作り出し地域の住民や外国人の 余日が充実することを通じ て生活の 質ティオブライフQOLが向上していく 働きや熱意や意欲を生み出し自発性が促さ

1:15:24 れる 。それによって企業では生産性が向上 し利食率も低下していく。このような支援 のというもの が作られていくということが大切になるの ではないでしょうか 。最後に課題 を提示したいと思います 。この講義では国際移民の時代と言われる 21世紀において世界的に増加する移民の

1:16:13 同向を確認しました。これまで移民外国人 が少ないと考えられてきた日本で外国人 労働者の受け入れが増加している現状も 学びました。 高齢化を伴う人口現象が進む日本で外国人 が増加していますが、これは日本に限られ たことではありません 。韓国、台湾でも少子家が進行しており、 これに伴い不足する人材を外国から

1:17:04 受け入れるという政策が進められており、 外国人労働者の受け入れが拡大しています 。つまり国際的な人材獲得競争の時代とも なっているわけです 。このような状況の中で人口減少に伴う 労働力不足が進む日本で 増加する外国人労働者を職場地域社会の 一員として 迎え入れ日本人と外国人が互いを尊重

1:17:53 し安心に暮らせ 強制社会を実現するためにはどのような 対応が求められると思う か自らの考えを述べていただきたいと思い ます。

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